令和2年度出題傾向分析
<英語>いろいろなパターンの長文読解演習で対策する必要があります。
「大問1」リスニング・・・配点が24点です。英語の平均点が54.2点(一昨年が53.9点)ですから、ここはしっかり得点し切ってもらいたいです。
(1)会話文・・・適切な発話の選択(正答率71.6%)
放送が1回だけになったそうで、焦った受験生もいたのではないでしょうか?
一部の中学では定期テストでリスニング放送1回というスタイルに変えたところもすでにあります。
私は授業内でリスニング対策を中1から実施している(他の講師で実施している方は一人もいません。)ので、私が担当している生徒に関しては心配していません。
(2)会話文・・・内容の理解(69.5%)こちらは2回放送。
(3)説明文・・・内容の理解(55.5%)こちらも2回放送。
ディクテーション問題が無くなりました。しかし、ディクテーションはリスニング練習の有効な方法なので引き続きさせていきます。
「大問2」ホームステイ先の家族と、明日の外出について作成したメモや家族の発言
(1)内容に合う語の選択(正答率93.9%)
(2)内容に合う語句の組み合わせ(53.6%)
(3)適切な内容を英語により表現(13.1%)
(4)与えられた語を用いた適切な英語表現(38.6%)
「大問3」ユニバーサルデザインについて書かれた説明文
これはパラグラフリーディング(段落ごとの要旨をまとめる問題)形式です。
(1)本文のグラフの内容に合う英語の選択(正答率81.7%)
(2)段落の適切な見出し(71.9%)
(3)本文の内容理解(53.6%)
「大問4」高校生と留学生が大学教授に、探究活動の進め方について話をしている会話文
(1)内容理解(正答率50.7%)
(2)内容理解(47.1%)
(3)内容理解(23.9%)
(4)内容理解(22.9%)
(5)内容理解(43.4%)
「大問5」基本的な文法・語彙の知識活用した英語表現
(1)動詞の語形変化(正答率38.2%)
(2)基本的な語彙(60.2%)英語が説明している単語を書く問題。
定期テストなどではたまに出題されてますが、入試本番では初めてです。
(3)基本的な英語表現(38.3%)
一昨年から大問6「語順整序問題」がなくなってます。