姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

臥龍庵の門をくぐる者はいっさいの甘えを捨てよ! Twitter:臥龍(がりゅう)@koumei_garyu999

NGな生徒

 この生徒の指導は無理と思い担当を変えていただくことがあります。

 

 第一号は、授業中に携帯見てた女子生徒二人組でした。担当を変わったあとも授業中の携帯で注意され、強制的に帰宅させられたこともありました。

  その後、塾を退会することなく、同じ高校へ仲良く入学しました。大人になって「塾で先生たちに迷惑かけたなぁ~。」と思ってくれることを願います。

 

 携帯使用で注意した男子生徒もいます。帰宅を指示してもブースから動こうとしなかったので、私が授業を中止して帰宅しました。

 

 翌日、お母さまから申し訳ないとお電話いただきました。お母さまからは、以前より「うちの息子は、殴らないと分からないので、遠慮なく殴ってください。」と頼まれていたのですが、さすがにそんなことはできません。

 

 宿題をしてこなかったり、授業中に寝ちゃう生徒がけっこういます。

 

 しかし、それで担当を変わることはありません。

 宿題をそのまま授業でやってもらい「今日は、他に勉強してもらうことたくさんあったんだけどなぁ~。」と軽く言います。

 寝ている生徒を起こすのは、「生徒の体に触れてはいけない」という塾ルールがあるので、声をかけまくるのみです。起きたら顔を洗ってきてもらったりします。

 

 数学を担当していた男子生徒で、独特のやり方をしていた生徒がいました。

 ワークの使い方として、直接書き込みをしないで、ノートを使う勉強方法を塾では推奨しています。この生徒もそうしていました。

 しかし、ノートに「単元名、該当ページの数字」などなどを細かく書き込み、さらに線を引いてデザインしていました。

 その作業にものすごく時間をかけているので、そのやり方をしないようにと話をしたのですが、彼には彼の考えがあるようで止めてもらえませんでした。

 私のコンセプトは「時間内にできるだけ多くの問題を解かせる。」というものなので、この生徒の担当は降ろしてもらいました。

 

 また彼の卒業後に、弟さんが入塾され担当することになりました。どういう気だったのかいまだに謎ですが、ある時、授業が始まってもワークを開かずに、授業が終わるまでずっとブースに座り続けていました。

 兄弟揃って何かしらのこだわりがあるようです。

 もちろん担当を外してもらいました。

 

 生徒には講師を選ぶ権利がありますが、私にも生徒を選ぶ権利があると主張したい。