公立高校の推薦入試まであと28日となりました。
塾では面接練習も始まりました。
昨日、大学生の講師から
「”失礼します。”と声をかけるのは、入室前ですか。それとも入室後ですか。」
と聞かれました。
そういえば、毎年
「ノックは何回するのが良いですか。」
という質問も受験生からはもちろん、大学生講師からもされます。
いったい、いつからそういうことを気にするようになったのでしょうか?
ノックは3回と教えておくのが無難そうなので、そう指導していますが、本当にそうなのでしょうか?
そもそもノックの回数がチェックされているとネット上でも出ていますが、そんな面接官がいるのでしょうか?
もちろん受験生にはそんなこと言いませんが、「ノックの回数をチェックしている面接官がいるような高校には行くな!」と言いたいです。
最低限のマナーはあるとは思います。
ノックもせずに入室したり、無言で入室したりするような受験生は(いないと思いますが)さすがにどうかなと思います。
しかし、緊張もするでしょうから、ノックが上手くできないことがあるかもしれません。そのために面接官に聞こえる回数が実際のものと違うことがあったらどうなるのでしょうか。
さて面接練習では、椅子の座り方、姿勢、面接官のどこを見るのかなど細かいことも指導します。
しかし、面接の本来の目的は、
「どうしてこの高校を選んだのか。」
「高校で何を学びたいのか。」
「将来どうしたいのか。」
を受験生の口から実際に聞くことであり、
そのために受験生には付け焼刃ではない答え方ができるかどうかが問われていると思います。
受験生が自分の考えで、そして自分の口からしっかりと答えられるように鍛えていきます。