お世話になっている塾では、外国人講師による英会話のレッスンも受けられます。
昨日からその外国人講師が代わっていました。
先月まで勤めていた先生は、なんと某中高一貫校の英語講師になったそうです。大出世です。
その先生は、日本語が話せませんでした。そこが、また良かったのだと思います。
というのは、私が日本語教師だった時に、日本語以外は(たとえ話せたとしても)使ってはいけないと言われていました。
それが日本語をマスターしようとしている外国人に対して効果のある授業ができる方法だという考え方なのです。
それと同じ理由で、日本人が英会話を勉強しようと思ったら、日本語が出来ない講師の方が良いということです。
実際には、外国人英会話講師はかなりの人が日本語ペラペラだと思います。しかし、生徒がそれを知っていると勉強中に甘えてしまうのではないかと思います。
そういう意味で、日本語が出来ないその外国人講師は、この4月新年度からの「英語の授業は英語で行う」という(日本の)方針にピッタリ合って、採用されたのだと思います。
この先生とは、毎週一回しか会えませんでしたが、こちらから積極的に声をかけて会話をしていました。それで、その先生は私とお別れの挨拶が出来ないままになったことを残念だと言われていたと聞きました。
私も残念に思いますが、姫路にはいらっしゃるようなので、またどこかで会うこともあるでしょう。
さて、昨日もそうだったのですが、新人の外国人講師に声をかける日本人講師が私以外はいません。
もったいないです。せっかく生徒に英語を教えているのだから、英会話の実践が出来るチャンスを生かしたら良いのにと思います。
まぁ、教室長も(新人になるのですが)英語が出来ないからとしり込みして声をかけられずにいるくらいですから、仕方ないのかもしれません。
でも、その先生がお帰りになるときに「See you!」と声をかけるだけでは、英会話実践のビッグチャンスを逃していると思います。
「今日の授業は終わりですか?」
「お帰りですか?」
「お気をつけて!」
など、とっさには出なくても、少し調べておけば英語でどう声をかければ良いのかは分かると思います。それを少しづつでも実際に使ってみて経験値を上げていけば良いと思います。
今度の新人外国人講師は日本語が少しできる(日本語能力試験3級)ようですが、今後も私の英会話実践相手になってもらおうと思っています。