新中3生に「式の展開」の計算を指導中です。
先週、予習を開始し、展開公式まで入れていました。本日は2回目です。
しかし、まだまだ公式が頭に入らない感じです。
こちらの生徒は、小5の時から担当していて、今年度は5年目になります。長い付き合いです。
しかし、なかなかこちらの思うようになりません。
ズーっと「計算はできるだけ丁寧にしなさい。」と言い続けていますが、なかなか言うことを聞いてもらえません。
例えば、
といった感じで、いきなり答えを書きます。
というように分配法則を使って途中式を書いて計算してほしいのですが、なかなかこのようにしてもらえません。
分数混じりの計算はもっとすごいです。
どうしても省エネで計算したいようです。しかも計算ミスしてますしね...
こちらも
と書くようにと生徒に説明しながら、強制的に書かせました。
そんな生徒ですから、
(7-X)(7+X)=X2-49
というように余裕で答えを書きます。まぁ、ひっかけ問題ではあるので、中間テストまでにたくさん練習させていかなければなりません。
途中式の大切さは、生徒に一番伝えたい事です。
以前、他の講師の代講で担当した生徒が、その一回の授業だけでキチンと書くようになった例があります。
その生徒のお母さまは教師で、「私がいくら言っても、途中式をチャンと書かなかったんですが、臥龍先生が話をしてくれたら、出来るようになりました。」とお礼の電話までいただきました。
今後も数学を担当する生徒に対しては、途中式を丁寧に書かせることを徹底して指導していきます。