姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

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ハイブリッド授業(2)

 昨日は、オンライン授業と対面授業を2コマ(100分)同時に行いました。

 

 中1,2の1対2授業でどちらも数学でした。

 

 中2の生徒は、自習で来てくれました。解き方を忘れているものがかなりあり、どちらかというと授業という感じになりました。

 

 特に「等式変形」が苦手のようです。

 

 「次の等式をカッコ内の文字について解け。」という問題です。

 

 例えば、「-4a-5b=0 (b)」の等式変形で

 

 -4a-5b=0

     -5b=4a

       b=4a+5

 

といったミスをしてしまうのです。

 

 こちらの生徒は、中1のとき、数学の偏差値が60超えてましたし、「一次方程式」でつまずかなかったと記憶しているのですが、それでも上のように「移項ルール」が怪しくなっています。

 

 タイミングを見て、中1の単元の復習をさせていこうと思います。

 

 まぁ、自習に来なければ、この問題をスラスラ解けないということが分かるのが、さらに一週間後になるところでした。

 

 そういう意味で、私にとっても生徒にとっても良かったと思います。

 

 中1の生徒(こちらがオンライン授業)には、「素因数分解」まで入れることができ、『正の数・負の数』の単元をひと通り終わらせることができました。

 

 学校の授業よりもかなり先行できました。

 

 先日のハイブリッド授業は20分ほどしか重ならなかったのですが、

garyu999.hatenablog.com昨日は100分まるまる同時に授業ができました。

 

 1対2の授業であれば、全く問題なく進められることが分かりました。

 

 1対3でもいけそうです。

 

 火曜日の授業は、このパターンでいきます。

 

 さて、昨年度はコロナ禍により1学期の中間テストが中止されましたが、今年度も「中間テスト」は無いようです。

 

 しかし、「単元テスト」をするというアナウンスがされています。各単元が終わったタイミングで単元ごとにテストをする「単元別テスト」を実施するということです。

 

 私は、従来の

 「テスト前まで習ったところをテスト範囲とする定期テスト

のやり方よりも

 「単元ごとにテストを実施していく単元別テスト」

の方が良いと思っています。

 

 では「中間テスト」と「単元別テスト」は、どう違うのでしょうか?

 

 こちらの地区では、まだこの「単元テスト」をどのように扱うかのアナウンスが出ていませんが、通常は

 

 「単元テスト」の成績は、その学期の内申点には影響しない。(内申点は、その学期の「期末テスト」でつける。)

 「単元テスト」は、再テストにチャレンジできる。

 

というものになります。

 

 中間テスト後に、学校ではテストの解き直しをさせていますが、理解不足の生徒がどうしても出ます。

 

 それを補うべく、各学習塾においても、定期テストの解き直しをさせていると思います。

 

 学習内容を定着させるためには、その単元の理解度をチェックし、(生徒によって違う)理解の足りないところを補うべく復習させることが重要です。

 

 学校で、「単元別テスト」を行い、そのチャレンジテストを実施すれば、従来型の中間テストとその解き直しをするよりもより理解が進むという考えです。

 

 それでも理解不足の生徒は、一定数残ると思います。

 

 私は、以前にも書きましたが、各学校(公立学校)においては、放課後に補習授業を実施するべきであると思っています。

 

 そのため、(その生徒が)部活時間を削られても仕方がないとも思っています。

 

 とにかく、今年度は「単元テスト」をするということです。しかし、私がすることは従来と一緒です。

 

 臥龍庵においては、数学と英語については、教科書準拠ワークで授業をして、もう1冊の教科書準拠ワークを宿題にしています。テスト対策として、さらにもう一冊ワークを購入していただいていますので、それをガンガンやらせていきます。

 

 問題を解く量においては、他塾の生徒には負けないという思いでやっています。