NHKゴガク『中高生の基礎英語 in English』を生徒(高1)に薦めた手前、私も頑張って聞き続けています。
5月号の最初のtopic(話題)が
「Do we need school uniforms ?(制服は必要なのだろうか。)」
でした。
こちらの講座のパートナー(NHKゴガク講座の講師は、ほとんどが日本人です。そのためネイティブの方が相棒として各講座にいらっしいます。)のご意見は、
アメリカロサンゼルス出身Ananda(アナンダさん、女性)
「I don't think school unifroms are necessary.」
アメリカカリフォルニア出身Vinay(ヴィナイさん、男性)
「We don't need school uniforms.」
とのお答えで、お二人とも「必要ない。」と明確でした。
そして、鈴木福君の意見は、
「I can't decide.(必要かどうかは、決められないです。)」
でした。
良いですね。ザ日本人って感じの答え方です。(←私の個人的なイメージです。)
結局、日本人講師の誘導尋問で
「I think we need school uniforms.(僕は、制服は必要だと思う。)」
と言わされてしまって残念でした。
この講座内での鈴木福君の英語がタドタドしいのが良いと思います。文法ミスもたくさんして、そしてそれがそのまま放送されます。
講師の先生やパートナーが、それを優しく丁寧に直していくのですが、それがとても勉強になります。
さて、私の出身高校は「制服着用の義務」はありません。
ただし、入学式や卒業式、さらに対外的な活動時(修学旅行や他校との部活交流など)には、制服着用という制限はありました。
そして「何を着ても自由」ですから、制服を着ても良いということで、実際に三年間ずっと制服で通学していた同級生もいました。
これは、私の先輩方の時代に70年安保があり、大学紛争の流れが高校へも影響し「制服着用は、管理・統制の象徴である。」とかなんとか騒いで、学校側に私服登校を認めさせたということのようです。
その当時、日本全国で他にもそういう高校はあったようです。そして、それが認められたのは「進学校中心」であったということです。
まぁ、先生方も「うちの高校の生徒だったら、制服廃止しても、無茶はしないだろう。」と思ったのではないかと想像します。
「自由」ということを勘違いされて、どこぞの成人式のようになっても困りますから、「うちの高校は、制服自由化は無理だな。」と思われる先生方も多いと思います。
それも含めてですが、私の意見は、
「I don't thik school uniforms are nesessary.」
です。