「マチガイは恥ではない!」
「まちがいは、自分をより高いレベルへと引き上げるチャンスの塊なのだ!」
このことについては、私は数学を教えるときに、
「スポーツでも同じだけど、ミスは誰でもします。ミスしたときに、どこをなぜミスしたのかをしっかりと見直すことが重要です。」
という言い方で生徒に伝えています。
森先生も以下のように本に書いておられます。
「誤りはなにより必要で、どこを誤ったのか、なぜ誤ったのか、それを大事にしなくては、実力は絶対につかない。」
「数学を得意にする秘訣は、自分の誤りと仲良くすることだ。」
「自分の誤りに学ぶ以外、数学の力をつける機会は無い。」
「自分の間違いを大事にしないようでは、いくら勉強しても力はつかない。」
まさに金言です。
話は全く変わって、昨日は高校生の英語の授業がありました。
単語をスマホで調べている途中で、「臥龍先生!お母さんにスマホ制限かけられました!」と言われました。
お迎え時にお母さまと話をしたら、「高校に入ったとたんに、家で全然勉強しなくなった。中間テストの成績表も見せないのでかなり悪かったんだと思う。スマホばかり見てるので、さっき制限かけました。」とのことでした。
お父さまの方は、生徒に直接は何も言わないそうです。まぁ、その方が良いでしょう。中学生であれば、保護者には干渉すべき余地はあると思いますが、高校生になったら、最終的には本人が自覚しなければどうにもならないと私は思っています。
今後は、お母さまの愚痴を聞いてあげることに徹しようと思います。
私から生徒にお小言は言わないようにします。
この生徒には、週一の1コマ授業で「英検対策(目標2級合格)」をしているのですが、それを続けていこうと思います。
何か一つでも、続けていれば、今後立ち直るきっかけになるかもしれません。