姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

臥龍庵の門をくぐる者はいっさいの甘えを捨てよ! Twitter:臥龍(がりゅう)@koumei_garyu999

範囲表が無ければテスト対策の仕様がない

 こちらの地区の中学校では、来週期末テストがあります。

 

 テスト範囲表がそれぞれの学校、学年で出されました。

 

 昨日、お世話になっている塾で

 

 私「範囲表見せてや。」

 生徒A「あ、持ってくるの忘れました。」

 私「テスト範囲は、どこ?」

 生徒A「ここからここまでだと思います。」

 私「ん~。じゃあ、今日はここやろうか。」

 

という会話になりました。それでもまだマシな方で、

 

 私「範囲表持ってきたか。」

 生徒B「あ、忘れました。」

 私「テスト範囲はどこ?」

 生徒B「よく分かりません。」

 私「範囲表見んかったんか?」

 生徒B「もらって、そのまましまったんで見てません。」

 

となって、本当に困りました。

 

 ちなみに生徒AもBも中3です。

 

 この期末テストで、一学期の内申点が決まり、それが高校入試の合否に直結するということをどこまで理解できているのかとても心配です。

 

 テスト範囲は、学校の授業進度を生徒たちに逐一確認していますので、ある程度は予想できます。

 

 しかし、(中間テストが無かった)ある中学では、中3は「二次方程式」の(解の公式を利用した)計算まで授業が進んでいます。

 

 そうなると、そこまでがテスト範囲なのかそれとも「平方根」の単元までなのかは、範囲表を見ない事には分かりません。

 

 テスト対策を打つこちらとしては、とても困ります。

 

 私は、生徒たちに「そろそろ範囲表が出るから、出たら必ず持ってきてね。」と毎回声を掛けています。

 

 もちろんそれだけでは、上の会話例のように持ってくるのを忘れる生徒もいます。

 

 そういう場合で過去には、保護者の方に連絡して持ってきてもらったこともあります。

 

 とにかくそれほど範囲表は重要だということです。

 

 臥龍庵においては、ラインで写メして送ってもらってますので、問題はないのですが、生徒たちにはその大切さをしっかりと認識させていきます。