『中学生の基礎英語 レベル1』
8月号「なぜ、どうやって 英語を学べばいいの?」
第5回の記事は「単語を覚え、忘れないために・・・」です。
「覚えたはずなのに!」
「きのう単語を覚えたはずなのに、もう忘れている!」という生徒は多いです。
「教科書に出てくる新しい単語が多過ぎて覚えられない!」と言う生徒も多いです。
結局、覚えた後に使うことがないので、忘れちゃうんですよね。
と言うわけで、「単語を覚えて、忘れにくくする方法」ですが、
①単語のイメージを思いえがく
イメージというと今回のオリンピックで「(個人的にもバカ受けした)ピクトグラム」ですが、いろいろなパターンで流行ってるようですね。
こういうのもあります。
前置詞ピクトグラムができました。ご活用ください。 pic.twitter.com/DaOxRKYWst
— こあたん🇦🇺こあらの学校 (@KoalaEnglish180) 2021年7月25日
これは素晴らしいと思います。
「on」は、上に乗せるだけでなく横にも付けて、「上に」という意味ではなくて、「接触している」というイメージを出せばさらに良いと思います。
②文で暗記する
これは、私も推奨しているやり方です。
ドラマ『ドラゴン桜2』で、男子生徒役の一人が「単語カード」を使って勉強してました。表に英単語を書いて、裏にその日本語訳を書いて覚えていくというこのやり方も有効ではあるのですが、英単語の日本語訳は複数あります。
I have a pen.「私はペンを持っています。」
I have a cat.「私は猫を飼っています。」
と同じ「have」でも文の中で、ふさわしい日本語訳をしていかなければなりません。単語カードに日本語訳を全て書き込むことは難しいです。
私は、生徒たちに単語テストをするときは、文章内に( )付きのものでするようにしています。
また英検対策として『文で覚える単熟語』(旺文社英検書)を使っています。
この文で単語を覚えるというやり方は効果があると思います。
③覚えた単語を使う
「できれば、学校のお友だち、先生たちなどと覚えた単語を使って会話してみてください。」と松本先生も書かれています。
昨日も塾の英会話講師と話をしましたが、やはり英語の上達に「実践」に勝る方法はありません。
生徒たちは、私が英会話講師と話をしていても、全く興味を示しません。
もったいないことです。生徒たちにも英会話講師との会話に絡んでくるようにしていきたいです。