夏休みもあと2週間ほどとなりました。
夏休みは、まずは「弱点の洗い出し」をして、それを補強して(復習させて)いくことがメインテーマなのですが、夏期講習用のテキストを1ページ進めるごとに、弱点が見つかります。
数学についていえば、まずは「四則計算」が出来なければ、先へは進めません。
小学生には、計算力を徹底的に鍛えることを(ふだんもそうですが夏休みは特に)中心に考えています。
中3でも「分数」の計算ができなかったり、「九九」がおかしかったりする場合も過去にはありました。
そういうケースでは、もちろん小学生の単元からやり直しをさせます。
そこまで極端ではなくても、中3であれば、中1,2の単元で忘れていることがたくさんあります。
兵庫県の高校入試では、「データの活用」の問題がよく出題されます。
これは中1で習って、その後は出てこないので、入試直前に過去問や模試などで出てくると解けなくなっていることがとても多いもののうちの一つです。
昨日も「”相対度数”って?」って感じでいきなり手が止まっていた生徒がいました。
「図形」の問題でも「球」の表面積や体積問題が、入試によく出ますが、これも中1で習ったきりで、公式をすっかり忘れちゃってるというケースが多いです。
中1のときの定期テストで偏差値が60くらいあった生徒でも、けっこう忘れちゃってることが多いです。
とにかく忘れちゃってる以上は、もう一度覚えさせていくしかありません。
そのためには、夏期講習用テキスト以外に別プリントで問題を渡していくことになります。
夏休みも秒読み段階に入っていくと、学校の宿題にも追われてくるので、私が出す宿題まで手が回らなくなります。
その中で、生徒たちをなんとかその気にさせて、やらせていくことが私には求められていると思います。
引き続き頑張ります。