姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

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生徒に言ってあげたい『鬼滅の刃』の名言

 『鬼滅の刃』は、ジャンプで連載中に全て読みました。

 

 アニメ版は「Hulu」で視聴しました。

 

 本日、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』がテレビ放送されることになり、その前に『竈門炭治郎 立志編 特別編集版』が放送されたので、こちらも全て視聴しました。

 

 その中で、主人公である竈門炭治郎のセリフで思わずメモを取ってしまったものがあります。

 

 第五夜『柱合会議・蝶屋敷編』で機能回復訓練を受けているときのものです。

 

 「困ったときは基本に戻れ。」

 「頑張れ!頑張る事しか出来ないんだから。」

 「努力は日々の積み重ねだ。」

 「少しずつで良い。前に進め。」

 

 生徒たちに言ってみようと思えるセリフばかりです。

 

 私は、漫画やアニメの主人公で「特殊能力」を持っているキャラにはあまり共感を持ちません。

 

 例えば、『ワンピース』では、「悪魔の実」を食べて能力者になったルフィーよりも、鍛錬を積んで強さを追求しているロロノア・ゾロの方が好きです。

 

 『ナルト』では、体内に尾獣を宿しているナルトよりも、根性で修業を積んで、ずば抜けた体術を身に付けたロック・リーが好きです。

 

 そういうことなので、炭治郎には共感を持ちます。

 

 炭治郎は、育ての鱗滝左近次のもとで鬼滅隊最終選抜に参加するまでに2年かかっています。これは、隊士が最終選抜までにかかる平均的な期間よりも長いそうです。

 

 地道な努力を重ねる修行を通じて能力を身に付けたのです。

 

 特殊能力を持っている鬼たちに、努力によって能力を身に付けた炭治郎が勝つという話が私には共感できるのです。

 

 生徒たちにも『鬼滅の刃』は、大人気です。勉強中にも「だれ推し?」と話を向けることがあります。

 

 しかし、ただ単に「面白いよね。」という話で終わるのではなく、「努力の大切さ」を感じてもらえるように話をもっていくようにしていきたいと思います。