10月から臥龍庵専属になった生徒の結果がさっそく出ました。
garyu999.hatenablog.com しかし、残念ながら4月からみている英語ではありません。今回の中間テストも偏差値40でいつもと変わらずでした。
英語について、臥龍庵の授業では、教科書本文の音読&日本語訳練習だけに絞って徹底的にさせてきましたが、残念ながらテストで点数が取れるまでにはレベルアップ出来なかったです。
そうはいっても、それをしなければ間違いなくレベルダウンしてしまうと思われるので、教科書本文の音読&日本語訳練習は引き続きさせていこうと思っています。
さて10月から見始めた数学ですが、こちらはテスト前に実施した「”一次関数”の単元テスト」が28点で、本番も27点でした。
こちらも残念ながら結果は出ませんでした。
この生徒は、定期テストでは5教科偏差値40台、実力テストでは5教科偏差値30台です。
国語の偏差値は中2になってから平均39です。
まずは、これを少しでも上げなければダメなのではないかと思って、9月から英語の授業内に国語を入れていました。
まぁ、英語のレベルアップが出来なかったのは、国語を入れたせいで、英語の授業時間が減ったということもあるのでしょう。
とにかく今回の中間テストの範囲に入ると思われる物語文、説明文の読解問題をワークを使って、やってもらいました。
もちろんただ単に問題を解かせただけではありません。
国語に限りませんが、問題を解かせたら、ミスした問題の扱いが大事だと思います。
まずは、ミスをした問題に関して、どうしてその答えにしたのか確認します。
答えの根拠にしたところが本文のどこなのかを聞くのです。
何となく答えを選んでいる場合も多いですが、本文のここにこう書いてるからその答えだと思ったと説明してくれることもあります。
もちろん見当違いのところを参考にして答えを選んでいるからミスをしているで、「解答・解説」を良く読ませて、解答の参考にすべきだった本文の該当箇所をしっかりと確認させます。
それからその該当箇所に線を引かせることも忘れてはなりません。
テスト本番においても、自分が解答の参考にした該当箇所に線を引いておけば、確かめをする際にどこを参考にしたのかすぐに分かるので、時間短縮になります。
国語の読解問題の解答は、感覚では無く、ちゃんとした根拠を持ってさせるようにしていかなければダメだと思います。
そのためには、「解答」ではなく「解説」を大事にしてほしいと思います。
とにかくそういったことが出来ていない生徒がとても多いように思いますので、しっかりと指導していきたいと思います。
それから、これはこの生徒のように平均点が取れていない生徒には、有効な方法であると思っているのですが、
「読解問題の本文の音読」
をさせていました。
これは、中学受験を目指す生徒の指導方法をいろいろと模索しているときに、教科書の音読だけではなく、読解問題の音読も効果があるという事を知ったので、中学生のテスト対策時にも使っています。
今回もそれをしました。
そしてなんと国語の偏差値が中2時のここまでの平均39が、見事46までアップしました。
漢字の読み書きがもう少し出来ていれば(まぁ、それはそれでなかなか難しいのですが)平均点でした。
本人も少し自信が付いたようです。また、お母さまにもとても喜んでもらえました。
これをとっかかりにして期末テストでは、英語と数学も何とかしたいです。