姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

臥龍庵の門をくぐる者はいっさいの甘えを捨てよ! Twitter:臥龍(がりゅう)@koumei_garyu999

兵庫模試(第1回)結果出ました

 兵庫模試(第1回)の結果が出ましたが、仮採点通りでした。

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 新中1軍団は、偏差値60越えが半数、全員平均点以上でした。

 

 成績優秀者一覧にも一人ですが、(昨年度に引き続き)載りました。

 

 中2までは、兵庫模試は年3回しかありませんが、しっかりと鍛えていこうと思います。

 

 中2、3は、予想通り苦戦してまして、全員5教科合計で平均点以下でした。

 

 ただし、各人、科目によっては、平均点以上取れているものもありますので、そういう教科を伸ばしつつ、苦手科目克服を目指して頑張ってもらおうと思います。

 

 中学受験を目指している小学生は、第一志望校の合格判定で「合格圏」には入ったので、引き続き頑張ってもらおうと思います。

今までに無かったワイワイガヤガヤの授業

 臥龍庵の春期講習が終わり、新年度の授業を開始して最初の一週間が過ぎました。

 

 新規塾生が多く集まり、どうなるのかと少し心配な気持ちもありましたが、なんとかこなせました。

 

 今年度は、新中1が特に多く集まり、しかも最初からグループができています。

 

 さすがに同じ日に来られると教室に入れませんので、グループ毎に曜日を変えてもらい、授業をしました。

 

 このパターンで、ずっと授業をしていくかどうかは、もう少し授業の様子を見て考えようと思います。

 

 というのは、今は一緒に教室に来て、一緒に授業を受けているので、どうしても友達同士でおしゃべりをしてしまうからです。

 

 おしゃべりといっても勉強に全く関係ないことではなく、私が説明したことを上手く理解できない友達のところに席を立って教えに行くということです。

 

 友達のことを思っての行動ではありますが、やはりワイワイガヤガヤとなります。

 

 こちらが、授業を上手くコントロールしていかなければなりません。

 

 まぁ、そのうち各人の部活の都合などで、来る時間がバラバラになると思いますので、様子を見るということにしました。

 

 さて、今年度は休みが無くなることが確定しました。

 

 臥龍庵では、マンツーマンの授業も受けていますが、臥龍庵の(月~金は、いつ来ても良いという)システム上、平日は授業を入れることができません。

 

 前期までは、日曜日の午前中だけマンツーマン授業がありましたので、土曜日は(振替授業が入ることも多々ありましたが)休めたのですが、別の生徒で土曜日の午後も入ることになりました。

 

 つまり、一週間働き詰めになるということです。

 

 丸一日中仕事をするわけではありませんが、丸一日の休みが無いというのも疲れが溜まります。

 

 今年度は、今まで以上に健康に気を使って(昨年度はおかげ様で風邪一つひくことなく、一日も休みませんでしたが)がんっばろうと思います。

兵庫模試(第1回)実施しました

 今年度は、おかげさまで兵庫模試の受験者数が増え、1日で実施することができず、日程を分けて実施しました。

 

 初めて受験する生徒が多かったのですが、春休み中に兵庫模試の過去問にチャレンジさせていたので、戸惑うことは無かった感じです。

 

 さて、いつものように仮採点をしたのですが、今年度の新中1は粒ぞろいです。

 

 そして、国語はAさんがトップ、数学はBさんがトップ、社会はCさんがトップ、理科はDさんがトップといい感じで成績が分かれており、また(良い意味で)お互いにライバル心を持ってくれたようなので、今後が楽しみです。

 

 新中1の兵庫模試第1回には、第一志望校判定がありませんが、判定の出る第3回(夏休み最後に予定しています)までしっかりと鍛えていこうと思います。

 

 では、新中2、中3の生徒たちはどうだったかというと、これから「鍛えがいがある」という感じです。

 

 前学年の復習がかなり必要です。

 

 新学期の授業の進度が早くない4月中に、前学年の復習を入れながら授業をしていこうと思います。

 

 これはこれで、どのように変わってくれるか楽しみではあります。

体験授業からの入塾率100%

 この2月、3月は、既塾生から多人数のご紹介をいただきました。

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 この記事のあとも体験授業をたくさんしてきましたが、今回なんと全員入塾となりました。

 

 このブログを通してお問い合わせがあった方は、さすがに地区が違い過ぎて通塾は難しいということで、体験授業をしただけですが、その方を除き100%入塾ということです。

 

 日ごろから、「お友達紹介してくださいね。」と既塾生の保護者の方々には、お声がけしてはいましたが、何人もの方から「ママ友少ないんですよ。」などと言われており、あまり期待はしていなかったので、今回の状況に驚いています。

 

 保護者の方から、「(スイミングスクールやピアノ教室の待合室で)塾の話をしている保護者の方の話を聞いていると、どうも先生のところの塾の話をしてるみたいです。」との報告を受けることもありました。

 

 まぁ、そういう方々からのお問い合わせは今のところ一件も無いので、話半分に聞いていますが、(良い)評判が立っているのであれば嬉しいです。

 

 新年度からも忙しくなりそうなのですが、体調管理に今まで以上気を付けて頑張りたいと思います。

姫路南が昨年に引き続き定員割れ

 「令和6年度兵庫県公立高等学校入学者選抜合格状況」が発表されました。

www2.hyogo-c.ed.jp

 志願状況も紹介していましたが、

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姫路南が合格者ベースでも、昨年に引き続き定員割れとなりました。

 

 姫路南は、上の記事にもある通り今年度は定員を昨年の170名から175名に5名増やしていました。

 

 結果的に合格者169名だったので、定員を増やした意味がなかったということになりました。

 

 統合される姫路南の来年度入試の状況がどうなるのか、とても気になるところです。

 

 網干、赤穂は定員埋まりました。

 

 神崎、夢前、伊和、上郡、佐用、山崎といった姫路周辺地区の高校は昨年度に引き続き定員割れでした。ただし、上郡は昨年度充足率70.2%から93.5%と大幅に回復しています。

 

 姫路市周辺地区といっても交通アクセスには差がかなりありますので、比較的通いやすい上郡はねらい目になったのではないかと思います。

 

 今後もこちらの地区の高校統合は進められると思いますので、その状況(高校統合による新設校の志望状況、合格状況など)を注視していこうと思います。

サクラ咲く

 昨年度に引き続き、今年度も全員第一志望校に合格しました。

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 今年度の生徒たちは、兵庫模試などの合格判定でも心配する必要のない生徒たちでしたが、やはり実際に合格の報告を受けるまではドキドキしました。

 

 生徒たちもとても嬉しそうでした。

 

 この笑顔が見られるために、私は頑張れるんだと改めて思いました。

 

 来年度の入試においても、生徒たちの笑顔を見るためにまた頑張ります。

令和6年度兵庫県高校入試問題分析<数学>

 大問1.(1)正負の計算

     (2)文字式の計算

     (3)平方根の計算(たし算)

     (4)二次方程式 

        昨年度は過去初めて「二次方程式」の計算問題が出題されなくて驚

       きましたが、解の公式を利用する計算問題は、やはり出題されました。

     (5)反比例

        反比例の問題は、xy=aの公式の方を利用すると計算ミスを少なく

       することが出来ます。

     (6)絶対値の利用

     (7)円錐の体積

     (8)平行線と角

 

 大問1は、比較的易しかったような気がします。ここで、しっかりと24点(満点)を確保したいところです。

 

 大問2.一次関数の利用

 

 「Aプラン」「Bプラン」の料金比較問題は、平成29年度(2017年度)以来7年ぶりです。

 

 7年前は「携帯電話の料金プラン」の問題でしたが、携帯電話の料金体系が大きく変わってしまっている現状では、このパターンの問題はもう出題されないと思っていました。

 

 臥龍庵で使用しているワークの演習問題には、このパターンのものがあり、いちおう生徒たちにも練習させていたので、良かったです。

 

 大問3.(1)文字式の利用(の「整数問題」)

     (2)確率

        確率の問題は、兵庫県が好きな「大小2個のさいころをころがす」問

       題でした。これは、臥龍庵の生徒たちには必殺技を教えて、問題演習を

       かなりさせていますので、しっかり得点してくれたと思っています。

 

 大問3は、2単元からの出題になっていて、こういう出題形式は初めてだと思います。来年度は、どうなるのでしょうか?

 

 大問4.二次関数

 

 二次関数のグラフの中に「平行四辺形」が入っている問題でした。各問題集に載っている問題ではありますが、「平行四辺形」の性質を利用して解くので、「図形」の問題でもあります。

 

 座標を求める問題は、必ずといってよいほど出題されますので、求める点のx座標を「t」と置くなどして解くというやり方に慣れておいてもらいたいです。

 

 大問5.図形の証明

 

 線分の長さを求める問題は、「相似比」を使うか「三平方の定理」を使うかで計算します。

 

 「相似比」を使う場合は、対応する辺を間違えないように注意してください。

 

 「三平方の定理」を使う場合は、「直角三角形」を補助線を引いて作らないと解けないです。

 

 また、「図形の証明」問題は、今年度のように「円」が入っている問題が多いです。線が引かれていなくても「直径」や「半径」に当たる部分に補助線を引くと「二等辺三角形」ができたり、「直角三角形」ができたりして、問題を解くヒントになるケースが多いです。

 

 大問6.箱ひげ図

 

 学習指導要領の新課程で2020年度から中2で学習することになった単元です。

 入試においては、令和4年度(2022年度)から出題されています。ただし、昨年度(令和5年度)は出題されませんでした。

 

 私は、小問集合問題の方で今後も出されると予想していますが、今回のように大問で出される場合もあるので、注意は必要です。

 

 また、この大問6は、今回も「よく分からない概念(やルール)」を元に考えさせる問題になっています。

 

 今年度も「ブライアスコア」という値が出てきました。初めて聞きました。

 

 数学的な思考力を問われる問題ではありますが、国語力(読解力)も必要です。

 

 兵庫県の数学の大問6対策は、なかなか良いワークが無く、毎年こちらも指導に悩んでいます。