令和7年度の兵庫県公立高校の一般入試結果の詳細が出ました。
詳しくは、下記のページでご確認ください。
各教科ごとの分析は、私なりにしていました。
令和7年度の兵庫県公立高校一般入試について、資料を見て
国語の平均点が72.2点(令和6年度49.8点)だったのが驚きでした。5教科においても過去において平均点が70点以上だったことは無かったと記憶しています。
今年度の国語がその反動で超難化しなければ良いと願うばかりです。
さて、残りの4教科ですが、理科が4年ぶりに平均点が50点台に乗りました。ここ数年理科がとても難しく平均点が低かったのが気になってましたので、良かったと思います。
社会と英語はまぁ、例年並みと言えると思います。
数学の平均点が51.9点(令和6年度56.2点)でしたので、少し難化したと思います。しかし、その中には、1%以下の正答率の問題(2問)がありました。
兵庫県の公立高校受験者数はおおよそ2万人くらいなので、例えば一番正答率が低かった問題(正答率0.2%)で計算すると兵庫県でこれを解けた生徒数は40人くらいという計算になります。
非常に馬鹿げていると思います。
他にも正答率が10%以下の問題が3問、10%~20%以下の問題が2問、20%~30%以下の問題が2問、30%~40%以下の問題が2問、41.7%の問題が1問ありました。
全部で33問中12問(約36.4%)が低正答率だったということです。
平均点(51.9点)だけ見るとそれほど異常だとは思わないですが、8割9割の正答率の問題もあれば、1%以下の正答率の問題もあるというのはバランスが悪いと感じます。
令和7年度兵庫県公立高校入試において数学の問題については、少し変えようとしているのではないかという雰囲気を感じましたので、私としても手探りになりますが、対応を考えていこうと思っています。