さて、私のここ一ヵ月の日課ですが、最初に『ボキャブライダー』を聞いています。
この講座では、1日5分で単熟語4つずつ紹介されます。意味の説明だけではなく、例文もあり使い方の説明もあります。
例えば、先週末の放送では「take」を使った熟語が紹介されました。
一つ目は「take out」、「テイクアウト(食べ物を持ち帰ること)」は、すでに日本語になっていますね。
放送では、「手にして外に出すイメージ」と説明しています。
例文は「Could you take out the garbage?(ごみを出してくれる。)」でした。
私は、この講座のテキストは買っていませんので、必死に聞いてディクテーション(聞いた英語を書きとる事)しています。
このディクテーションという勉強方法は、リスニング力(りょく)を鍛えるのにとても良い方法だと思います。また、単語の書き取り練習にもなります。
一回の放送で4つしか紹介されませんが、一週間で20個、一ヵ月で80個、一年間では960個にもなります。例文中にもたくさん単語が出てきますので、それらを調べることによってさらに多くの(私の感覚では1000個以上)単語が勉強できます。
今年度からの新学習指導要領によれば、目標とする英単語数が
小学生600~700語
中学生1600~1800語(従来は1200語)
高校生1800~2500語(従来は1800語)
つまり高校卒業時には4000~5000語(従来は3000語)となっていますが、『ボキャブライダー』を一年間聞くだけでかなりカバーできるのではないかと思っています。
英語は、単語のみだけではなく、昨日の講座の「take out」ように「動詞+前置詞」(難しい言葉で「句動詞」と言います。)でセットで覚えなければならないものが重要です。
英検2級を目指している高1生には、
『中高生の基礎英語in English』『ラジオ英会話』
を薦めましたが、余裕が出てきたら『ボキャブライダー』も薦めたいと思います。
私もまだまだたくさん単熟語を覚えていかなければならないと思っています。
5月も引き続き『ボキャブライダー』で勉強していきます。