『中学生の基礎英語 レベル1』
11月号「なぜ、どうやって 英語を学べばいいの?」
第8回の記事は、「文をつなげる前置詞に着目しよう!」です。
10月号第7回記事にもあるのですが、まずは
「英語の発想で英文をつくる!」
ということで、英語は文のはじめで「誰がどうする(どうした)」のかをはっきりさせるのが普通で、
それに対して、日本語は「主語が省略され、動詞は終わりに言うのが基本」で、「いつどこでだれと」などのくわしく説明する情報が文のはじめにくる。
ということが書かれています。
そして、「動詞を生かす前置詞に注目!」ということで、
英語の「前置詞+名詞(の形)」と日本語の「名詞(の形)+助詞(英語の前置詞と同じような働きをする語)」という語順の違いを理解して使いこなすことが大事だと書かれています。
それから、前置詞は「イメージ」で理解しましょうと書かれています。
以前に
という記事で、「前置詞ピクトグラム」をご紹介しました。
私も生徒たちに英語を教えるときは、そういうイメージを少しでも理解できるようにと考えながらやっています。
また、今回の記事では、「前置詞+名詞(の形)」と書かれていますが、英語は熟語つまり「動詞+前置詞」というセットで覚えなければならないものがあります。
テストでも良く出されます。
例えば、中1で「get(手に入れる)」という単語を勉強しますが、さらに
「get up」「get to」「get put of」という熟語も勉強します。
単に「get up」は「起きる」という意味だよ。覚えてね。
と教えるのと「体が上に行く状態(up)を手に入れる」→「体を起こす」→「起きる」
というイメージで教えるのとでは、理解度が違ってくると思います。
私自身ももっともっと勉強して生徒たちに教えていこうと思います。