東洋大学付属姫路中学では習熟度別少人数授業制度を採用しています。
2年前に教えていた生徒が「数学で上位クラスにいる。」と下位クラスにいるその生徒の同級生から聞きました。その生徒は、中学受験指導中は国語の力は抜群にあったのですが、算数がいまいちで苦労した覚えがあります。しかし、今とても頑張っていると聞いてうれしく思います。
私は公立中学でこそ習熟度別にクラス分け(もちろん科目別にです。)すべきであると思っています。
習熟度の違う生徒を十把一絡げ(じっぱひとからげ)に授業を受けさせていると、理解度の高い生徒にとっては物足りない内容になると思いますし、理解度の低い生徒にとっては何をしているかサッパリということになると思います。
定期テストの成績が五教科合計100点もいかない生徒と400点を超える生徒が混在する教室で、それでも教えている先生はすごいです。
さらに部活指導は専門の外部コーチに依頼して、先生は生徒の学習指導に専念すべきだと思います。
私が所属している学習塾には各校で成績が下位の生徒が多く通ってきます。しかし、成績が伸びる生徒がいます。(それが塾の使命でしょうが、伸びない生徒も多いです。成績保障とかCMでうたっているところがありますが、私はしません!)たぶん学校で先生が補習指導をしたらその生徒の成績はやはり伸びると思います。またそうなれば、子供を学習塾に通わせる必要がなくなり教育費の負担が減る家庭が出てくるんじゃないかと思います。
それでも学習塾の需要はあると思います。また、私が担当することで成績が上がり親子ともども喜んでいただけるケースがあるので、頭がぼけて塾から肩をたたかれるまで教えていこうと思っています。