姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

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理科「光の性質」の授業

 中高一貫校の中学は、高校の期末テストの日程に合わせているからだと思いますが、週明けまでテストがあります。

 

 昨日は、中高一貫校の生徒(中1)のオンライン授業がありました。

 

 いつもは英語を教えています。

 

 前もって、英語のテストが終わっていて、理科の「光」の単元が分からないので教えてほしいというリクエストがありました。

 

 「凸レンズの作図」の問題です。

 

 この単元の問題は、毎年誰か彼か質問してくるので、こちらも慣れたものです。

 

 これは、

 

 ①物体が焦点距離の2倍よりも遠い位置にあるとき

 ②物体が焦点距離の2倍の位置にあるとき

 ③物体が焦点距離の2倍の位置と焦点の間にあるとき

 ④物体が焦点の位置にあるとき

 ⑤物体が焦点距離よりも近い位置にあるとき

 

の5パターンが作図できれば良いので、それぞれ図を書いて説明しました。

 

 本人にも作図させて、理解できたようだったので、本日は1コマ(通常は英語2コマ)で授業を終了しました。

 

 この単元の問題は兵庫県の公立高校の入試問題に2年連続で出題されていますので、おろそかにはできません。

 

 R2年度は、大問Ⅰ.小問集合1.(1)(2)で出ました。

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 「光の屈折」の問題で、正答率は69.3%でした。

 

 落としてはいけない基本問題です。

 

 R3年度は、大問Ⅴ.で出ました。

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 「光の反射」の問題で、

 正答率は(1)60.3%(2)37.8%(3)19.0%

でした。

 

 出来れば(1)(2)までは得点したいところです。

 

 この単元は、中1のこの時期に習った後は、高校入試本番まではほぼ出てこないので、注意が必要です。

 

 まずは期末テストで、しっかりと結果を出してくれたらうれしいです。