中3生は、期末テストが終わってすぐに実力テストがありました。
期末テスト後で日程は厳しかったですが、「兵庫Vもし」の過去問を実力テスト対策として実施しました。
その点数と実力テストの結果とを比べてみます。
Vもし過去問→実力テスト
中3Aさん 23点→16点
中3Bさん 46点→28点
中3Cさん 46点→67点
Cさんは、数学を苦手としていて(数学だけ偏差値60を超えたことがない)、他の個別指導塾に(数学だけで)通っていた生徒さんでしたが、なかなか結果が出ず、転塾してきた生徒さんです。こちらに来てすぐに数学偏差値60を超えるようになり、保護者の方に「こんなにすぐに結果が出るとは驚きました。」と言われました。
そして、今回はなんと偏差値70越えを果たしました。私が塾講師をして担当した生徒で偏差値70越えは初めてです。
中3Dさん 34点→35点
中3Eさん 57点→53点
中3Fさん 13点→32点
Fさんは、Vもし過去問で撃沈してたので、本番の点数は大健闘だと思います。
中3Gさん 59点→63点
Gさんは、最近ご紹介で入塾された生徒さんで、数学はこちらでは授業をお取りいただいておりません。よく出来る生徒さんですが、もし数学も授業をさせていただいていたらCさんよりも点数を取れていたと思います。
今回の実力テストは、1校は先生が作ったもので、1校は業者テストでした。
その先生が作った方のテストが大問題で、数学の平均点が33.5点でした。
それで67点(Cさん)でも偏差値70越えなのです。
また、AさんやBさんのように定期テストでは偏差値50を超えている生徒でも、大苦戦してしまうことが起きたのだと思います。
私は、日本語学校で日本語教師をしていた経験があり、もちろんテストも作ったことがあります。日本語教師養成講座時代にテスト作成の授業があり、その時に「平均点が50点から60点くらいになるよう(な難易度)に作らなければダメ!!」と教えられていましたので、その教えを守りテストを作成してました。
そういう意味で、今回の数学のテストは、
テストを作成した先生に「喝(かつ)!!」です。
Vもし過去問の効果もいま一つ分かりにくくなってしまいました。
実力テストは「業者テスト」にしてもらいたいです。