今回も全員とはいきませんでしたが、「単元テスト」の効果があって良かったです。
単元テスト 本番(偏差値)
中1Aさん 59点 87点(53)
中2Bさん 48点 59点(51)
中2Cさん 71点 82点(59)
中3Dさん 82点 65点(53)
中3Eさん 80点 92点(64)
中3Fさん 32点 28点(平均点55点)
中1のAさんは、単元テストではなく、4月実力テストの過去問をさせました。
Aさんの中学では、テスト範囲が「正の数、負の数」の加減計算まで入らなくて、小学校の復習も入ったため、その範囲が出ている4月実力テストの過去問をさせたのです。しかし、点数が取れず心配してました。本番では、なんとかなったようでホッとしました。
中2のBさんは、これまでのテストで5教科すべてにおいて平均点以上とったことがなく、4月の実力テストでも数学の偏差値が30台だった生徒です。
中1時の定期テストでさえ偏差値30台というのがありました。
塾講師であれば、公立中学の定期テストで偏差値30台の生徒の指導が、どれだけ困難であるのかは分かっていただけると思います。
今回実施した「単元テスト」で48点でしたので、もしかすると平均点(今回のテストでは、平均点は55.9点でした。)をギリギリでも上回ってくれるのではないかとの感触がありましたが、見事にクリアーしてくれました。
保護者の方にもとても喜んでもらえましたし、何よりも生徒本人が自信を持つことが出来たのではないかと思います。
この生徒には今、「連立方程式」の計算に進んでもらっていますが、文章題も出来るようにさせて期末テストでも引き続き平均点オーバーを維持出来るように頑張ってもらおうと思っています。
中2のCさんも4月実力テストでは平均点以下でしたが、単元テストで感触が良かったので、いけると思っていました。
テスト前には保護者の方に「平均点+10点くらいはいけそうです。」とお話ししていて、保護者の方も「それくらい取れたら良いのですが…」と言われていたのが、結果的に平均点55.8点を26.2点も上回り予想以上の好結果で良かったです。
中3のDさん、Eさんは「式の展開と因数分解」の単元テストの出来はほぼ変わらなかったのですが、今回テスト範囲に中1,2の範囲も含まれたため、その範囲の問題の出来で差がついてしまいました。
Dさんには、夏休みに中1,2の復習もかなり頑張ってもらわなければならないようです。
中3のFさんは、残念ながら平均点を上回ることが出来ませんでした。
学校の授業を少し休みがちなところがあり、今回も「展開と因数分解」の授業をすべて受けていないので、仕方が無いところではあります。
昨日の臥龍庵の授業も「修学旅行帰りで疲れていて…」とのことでお休みになりました。
そういう状況であることも含めて、入試までにはなんとかしていこうと思います。