姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

臥龍庵の門をくぐる者はいっさいの甘えを捨てよ! Twitter:臥龍(がりゅう)@koumei_garyu999

兵庫県高校入試「理科」の出題単元予想

 兵庫県の高校入試「理科」は、令和4年度入試から、「大問集合」問題が無くなり、「生物」「地学」「化学」「物理」の順番での大問4問構成になっています。

 

 過去の出題単元は、以下のようになっています。

 

<生物分野>

 R5-植物の体のつくり、生物と環境

 R4ー感覚と運動の仕組み

 R3ー植物のからだのつくり、遺伝

 R2ー植物と動物の細胞分裂

 H31ー人の体

 H30ー植物の発芽

 H29ー植物

 H28ー生命を維持する働き

 

 生物分野は「植物」か「動物(といっても「人」がほとんど)」の問題になるのですが、昨年度「植物」の問題だから今年は「動物」とは限らないので、注意が必要です。

 

 私は「植物」分野だろうが「動物」分野だろうが「遺伝」の問題が出るのではないかと予想しています。

 

 「まる型、しわ型の豆」の問題は、入試ですと「孫世代」さらには「ひ孫世代」までの比率計算をさせられるので、苦手な生徒さんには見直しをさせています。

 

<地学分野>

 R5-天気、空気中の水蒸気量

 R4ー岩石と地震

 R3-太陽系

 R2-地層と地震

 H31ー気象

 H30ー天体の見かけの動き

 H29ー天気

 H28-岩石や地層

 

 地学分野は「天体」の問題を予想しています。「月」などの見え方の問題を苦手にしている生徒さんが多く、よく見直しをしておくようにと話をしています。

 

<化学分野>

 R5-混合物の蒸留、物質のとけ方と再結晶

 R4ー化学反応とイオン

 R3-化学変化と物質の質量

 R2-水溶液とイオン

 H31ー酸とアルカリ 

 H30ー物質の性質と反応

 H29ー水溶液とイオン

 H28ー化学反応

 

 化学分野は。とにかく「イオン」をしっかり見直しておくようにと話をしています。

 

<物理分野>

 R5-電圧と電流の関係、エネルギーの変換

 R4ー電気とエネルギー、運動とエネルギー

 R3-光・音による現象

 R2-電気

 H31ー力の働き

 H30ー電気

 H29ー小球の運動

 H28ー電流

 

 物理分野は「光・音・力」の問題を予想します。

 

 入試(3月12日)まであと1週間です。

 

 苦手な分野が出題されても慌てずにすむように復習しておきましょう。

公立高校の志願倍率が確定 統合予定の高校がほぼ軒並み定員割れ

 志願者の出願状況が確定しました。

 

 今年度も昨年度に引き続き第4学区の公立高校は「定員割れ」の高校が多いです。

www2.hyogo-c.ed.jp

 上記HPで

兵庫県公立高等学校学力検査等の志願状況等(3月12・13日実施)

の「特別出願後確定数 R6.3.1」で、ご確認ください。

 

 そもそも第4学区の全体倍率が

 

 R4(1.00倍)、R5(0.99倍)、R6(0.99倍)

 

と昨年度より定員割れを起こしており、理論的には第4学区の中3生全員が公立高校へ進学できるという状況にあるのです。

 

 さて、その定員割れの高校の中で特に「統合予定の高校」の定員割れが気になりました。

 

 姫路では、まず「姫路南、網干、家島」の3校が2025年度(令和7年度)に統合されます。

 

 新高校名は「姫路海城(かいじょう)」です。校舎(校地)は最終的には現・姫路南校になります。

 

 ただし、旧・網干、家島に統合前に入学した生徒さんは、卒業するまで旧・校舎に通うことになります。

 

 つまり(臥龍庵から網干を受験される生徒さんもいますので、その生徒さんを含め)今年度入学する生徒さんが卒業するときは、旧・校舎には3年生しかいないという状況になるということです。

 

 家島は以前から定員割れでしたが、昨年度「姫路南、網干」が入学者ベースで定員割れを起こし、大変驚きました。

 

 しかし、たとえ志願者ベースで定員割れを起こしていても、兵庫県の高校は複数志願制ですので、第2志望から回ってくる生徒さんがいます。

 

 そのため最終的には定員が埋まるという状況がいままではありました。

 

 ところが、例えば姫路南では昨年度の最終志願者状況が155人(定員170人)、第2志望81人でしたが、合格者は168人と定員割れでした。

 

 つまり第1志望の生徒が全員合格し、第2志望からは、14人回ってきた(第1志望155人のうち実際の受験者が154人でした。)けれどもそれでも定員割れだったということです。

 

 これは網干も同じ状況で、最終的に定員割れしました。

 

 今年度も姫路南は、第1志望最終志願者166人(定員175人と昨年度より5人増です。)、第2志望67人です。

 

 昨年よりは、第1志望が増えていますので、最終的には定員割れはないかもしれません。これは、網干も同じです。

 

 志願倍率

 

 姫路南 R5年 0.91倍 R6年 0.95倍

 網干  R5年 0.80倍 R6年 0.94倍

 家島  R5年 0.07倍 R6年 0.13倍

 

 では、市立の統合はどうでしょうか。

 

 「市立姫路、市立琴丘、市立飾磨」の3校が2028年度(令和8年度)に統合されます。

 

 志願倍率は、

 

 市立姫路 R5年 1.31倍 R6年 0.99倍 

 市立琴丘 R5年 1.41倍 R6年 1.05倍

 市立飾磨 R5年 1.08倍 R6年 1.02倍

 

となりました。

 

 市姫が定員割れしたのは初めてではないでしょうか。

 

 保護者の方から統合に関して一番お問い合わせが多いことは

 

 「統合される高校の学力レベルがかなり違うが、統合された場合の学力レベルはどうなるのか?」

 

です。確かに気になります。

 

 私が、他の県の状況を調べた限りでは

 

 「統合される学校で学力レベルが一番高い学校の学力に合うことになる」

 

です。

 

 姫路の場合もそうなるのではないかと私は思っていて、保護者の方にもそういう話をさせてもらってます。

 

 統合予定の高校で、旧校舎に後輩が入ってこない高校が不人気になるということはなんとなく理解できますが、校舎が残る高校まで定員割れするのはどうしてでしょうか?

 

 統合されることにより入学した高校の学力レベルが思っていたのと違うことになるという不確定要素がそうさせるのでしょうか?

 

 統合される高校の今後の状況も引き続き注意してみていこうと思います。

体験授業が多かった

 この2月は、体験授業のリクエストがそこそこありました。

 

 はてなブログ経由のお問い合わせもありました。

 

 それはこのブログを始めた理由(ブログが塾の宣伝になる)でもあるので、ブログを続けてきて良かったと思っています。

 

 臥龍庵を立ち上げてから体験授業から入塾に至った入塾率は、30%ほどです。

 

 既塾生からの紹介でも入塾に至らなかった例があります。

 

 以前にも書きましたが、臥龍庵の体験授業は保護者の方も見学できます。

garyu999.hatenablog.com

 そのことが裏目に出て入塾にならなかった場合もあったかもしれませんが、今のところこのスタイルを変えるつもりはありません。

 

 児童や生徒だけではなく、保護者の方にも私のありのままを見ていただき、判断して来ていただければと思っています。

覆水盆に返らず

 いまだに「はてなブログ」の使い方が分かってないです。

 

 「写真を投稿」する機能がありますが、過去に張り付けた写真が「Fotolife」というフォルダーに入って残っています。

 

 同じ写真が複数残っていたり、取り込みに失敗した写真などもあったりしていたので、「削除」しました。

 

 削除しているうちに気が付いたのですが、削除した写真は元記事上でも表示されなくなるんですね。

 

 元のデータが無い写真がほとんどですので、復活はできません。

 

 後の祭りです。

兵庫模試(第6回)結果出ました

 得点は第5回に比べてダウンしており、心配していましたが、

garyu999.hatenablog.com

偏差値的にはアップしており、結局、全員が全6回中最高偏差値という結果でした。

 

 ただし、合格判定で見ると、第一志望校の「安全圏」判定をもらえた生徒もいますが、「合格圏」ギリギリの生徒さんもいます。

 

 「安全圏」判定をもらえた生徒には、気を抜かぬようにと話をし、「合格圏」ギリギリの生徒には、あと一歩である(し、ここからまだ伸ばせる)と話をしようと思っています。

 

 それから、私立専願の生徒は、合格が決まりました。

 

 合格はそれほど心配ではありませんでしたが、実際に本人が合格報告に来てくれて「おめでとう!!」と声を掛けたら、生徒のメガネがボーッと曇ったのを見て、私も少しウルっときてしまいました。

 

 その生徒には、将来したい仕事があるということなので、高校生のうちに取れるだけの資格を取って、夢を実現してもらいたいと思います。

兵庫模試(第6回)実施しました

 2月4日(日曜日)に、受験本番前のラスト回、実施しました。

 

 今回は、中3のみの受験となります。

 

 そして、前回(第5回)に引き続き、本番と同じ時間割で実施しております。

 

 仮採点した結果は、前回(第5回)よりアップした生徒さんもいれば、少しダウンした生徒さんもいるという感じです。

 

 昨年末より、実践形式で「模擬テスト」にチャレンジさせていて、効果は出ているとは思っていますが、特に数学なのですが、受験レベルの問題になるとなかなか得点し切れないというところが各生徒に見られます。

 

 入試まであと一ヶ月ちょっとではありますが、得点能力をもう少しアップさせていこうと思っています。

takana3da様へ

 以下の記事のコメント欄でお問い合わせいただいたtakana3da様、ありがとうございます。

garyu999.hatenablog.com

 その後いかがでしょうか?

 

 まずは、garyu.3gumaolu@gmail.com宛にメールをお願いいたします。