姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

臥龍庵の門をくぐる者はいっさいの甘えを捨てよ! Twitter:臥龍(がりゅう)@koumei_garyu999

中学受験まであと34日

 以前、日本語教師をしていました。その時、日本語だけではなく、理系の学部に進学希望する留学生に数学も指導していました。日本語教師で数学も教えられる先生はこちらの地域では私ぐらいだったのではないでしょうか。

 しかし、その仕事は残念ながら、病気のためリタイヤしてしまいました。

 

 日本語教師になるためには「日本語教師養成講座」を受講(して420時間カリキュラムをこなす)する必要があります。

 

 その時に一緒に受講していた方に中国人女性がいました。彼女の二人の息子は、灘中→灘高→東大と進んだそうです。

 

 塾は灘中最多合格者数をほこる浜学園に通わせていたそうです。

 

 私がその時すでに学習塾講師もしており、中学受験生を受け持っていたので、浜学園で使っていたワーク類を見せていただきました。

 

 驚きました。それは、問題のレベルが高かったことではなくて、ワークの数です。私がお世話になっている塾では中学受験生の対応をしているわけではなく、専用のワークも特にありません。通常使用しているワークの会社が出している中学受験用ワークを使っていました。国語、算数、理科それぞれ1年に2冊ずつ。

 

 今では、それではとんでもなく足りないと分かります。それでも今担当している受験生には1年で各教科3冊ずつ(季節講習ではさらに1冊追加、またプリントも適時渡しています。)でいっぱいいっぱいです。

 

 浜学園はその10倍くらいです。

 

 灘中に合格するには、才能だけではなく、(当然でしょうが)それ相応の努力(演習量)が必要ということです。