こちらの地区での英語教科書変更について誤解していたようなので、真面目に
「東京書籍 NEW HORIZON」
の教材研究をしてみます。
この中の「↓ 関連資料」に
■検討の観点と内容の特色
というページがあり、そこに
とあります。
はてなブログ内で「SDGs」について知り、勉強しようと思って原文(英語)を少し読み始めていたところだったので、良い機会になると思います。
今後、生徒と一緒に「SDGs」について英語で勉強していこうと思います。
「SDGs」に関しては「三省堂 NEW CROWN」にはない(「社会貢献」「バイオミメティクス」という話題は取り上げられるようです。)です。
その点でいえば、使用教科書変更に少し懐疑的だった私ですが「東京書籍 NEW HORIZON」が採択されたことに納得します。
次に、文法事項について分析してみます。
<中1>(U1=Unit1)
U0~5までは、小学生時に習ってきて、その総復習の単元となるようです。
U1で「can」の文を早くに(というか小学生で)習うことになるんですね。
U11「There is[are]...」構文は、中2U6から回ってきています。
<中2>
U7「受身形」は中3U1から回ってきています。「NEW CROWN」ではもともと中2で習っています。
<中3>
U1、4に「直接目的語に節を取る第4文型」
U2「現在完了進行形」
U3「原型不定詞」
U6「仮定法」
以上が高校文法から回ってきました。
教科書のコンセプトは良いものであると感じます。
しかし、単語数も増え、文法事項も増えるしでは、そういう点で考えると私が担当している生徒たちには厳しいものになると感じます。
旧版のカリキュラムにさえついていけない偏差値50以下の生徒はますます成績が下がるのではないかと心配しています。