姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

臥龍庵の門をくぐる者はいっさいの甘えを捨てよ! Twitter:臥龍(がりゅう)@koumei_garyu999

姫路っ子は女子の方が優秀である

 姫路市のHPで「学校基本調査結果」をみると

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という状況になっています。

 

 H30年度で計算すると卒業者(つまり中3生)の男女比は、

 

 男子:女子=9:8

 

くらいです。

 

 次に、各高校の生徒数を(その大学進学実績と合わせて)みてみます。

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(生徒数のデータは高1~3まで合計、2019年、2020年の数字)

(大学進学実績は、2020年、現役浪人合計)

(表に載せた高校は、私見ですが偏差値の高い順に上位校から中位校まで並べました)

 

 表にしてみると姫路西の(進学実績の)ブッチギリ状況が改めてよく分かりました。

 

 この表に載せた高校の生徒数の男女比は、

 

 男子:女子=8:9

 

くらいです。


 特に姫路市内で進学校といわれている上位4校でみると

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 男性:女性=9:11

 

くらいとさらに女子生徒比率が高くなります。

 

 つまり、

 

姫路市において中学生の生徒数は男子が多い

・高校への進学実績をみると上位校へは女子が多く進学している

 

ということになります。

 

 私は塾講師という立場で考えますから、「優秀」と判断するのはもちろん「偏差値の高い学校へいく」というのが基準です。

 

 言うまでもないですが、「人」として「優秀」だと判断する基準において、「偏差値」はほんの一部でしかありません。

 

 それを踏まえてあえて言いますが、姫路市においては、優秀な女子生徒が多いです。

 

 地域トップ校の姫路西でも男女比はほぼ50:50です。

 

 私は、こういう生徒たち(特に女子生徒)を育てる一助を担いたいと思います。

 

 それは今、勉強中のSDGsの17目標の一つに

 

 Goal5.Achieve gender equality and empower all women and girls

  (ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う)

 というのがあるからです。

 

 ”empower”は、

1.権利を与える、権限を持たせる

2.~できるようにする、力を与える

3.自信を持たせる、力づける

という意味です。

 

 日本語訳(外務省版)にある「エンパワーメント」は、教育においては

 

 「自分自身で考える力を養い、子ども達がもつ能力を最大限に引き出してあげる」

 

ということだそうです。

 

 まさに”我が意を得たり”という感じです。

 

 自分の仕事が、この目標を達成する役割を(微力でしょうけど)果たせるのであれば、やりがいがあるというものです。