終業式が終わり、生徒たちが通知表を貰ってきました。
生徒たちには、すぐに内申点を計算して教えています。
計算方法は、
「五教科(国語、数学、社会、理科、英語)評定点×4」
「副教科(音楽、美術、保体、技術家庭)評定点×7.5」
オール5ですと、5×5×4+5×4×7.5=250(点)ということになります。
生徒たちは、この内申点をほとんど意識してないです。
「”4”が増えた、”4”が減った」くらいしか気にしません。
なかには、評定点が何点かを覚えていない生徒もいるぐらいです。
そこで、生徒たちが通知表を貰ってくるたびに、私は高校入試の合否判定に内申点が大きく影響することを口を酸っぱくして言い続けるのです。
私は、担当している教科の成績だけ良ければよいという考えをしていません。
担当していない教科のアドバイスもします。また、時間をやりくりして勉強を教えることも多いです。副教科の勉強も教えることまであります。
その指導方針は、今後も変えずに続けていきます。
さて、この三学期、ある生徒の「数学への関心、意欲、態度」の「評価」が「C」で評定点が「3」でした。
「C」評価ということは、宿題などの提出物を全く出さず、授業中ずっとおしゃべりしているか、教室内をウロウロしているかということです。
そんなわけないと思うのですが...
しかし、本人に確認してみると少し思い当たる節があるとのことでした。
この生徒の数学を担当していますので、テストの点数は上げることは可能ですが、その評価を上げることは難しいです。
新年度から、気持ちを新たにして学校での態度を正すようにと話をしていきます。