昨日、久しぶりの体験授業がありました。
臥龍庵を開設してから、何人か体験授業をさせていただいてますが、全敗でした。
しかし、今回は入塾していただけることになりました。
塾生からのご紹介で、私のことや塾のシステムについてあらかじめ話を聞いてくれていたのも決め手になったようです。ありがたいことです。
体験授業は「英語がサッパリなので」とお母さまから言われたので、英語の授業をしました。
一学期のテスト結果を持ってきてもらっていて、授業前に確認したのですが「(心の中で)これはかなり大変そうだな。」と思いました。
中1の生徒なのですが、どこから復習させたら良いのか探りながらの授業をしようと思いました。
学校の夏休み課題ワークを持ってきてもらっていたので、それを確認しながら授業を進めました。
まずは、字がとてもきれいで(もちろん良い意味で)驚きました。
字が汚い生徒ってけっこういます。
アルファベットをきれいに書かないと「a」と「u」、「u」と「v」など区別がつかなくて、テストではスペルミスとして減点されることがあります。
もったいないです。
私は、生徒たちが書く英語をチェックするときには、その点は厳しく見ます。
ちょっとでも変な(雑な)書き方をしていたら、何回でも書き直させます。
さて、体験授業の生徒に「I am~.」の文を読ませてみたら、上手く読めませんでした。
その時点で、まずはアルファベットの発音を確認しようと思い、一応、念のためにアルファベットが書けるかどうかも確認しておこうと思いました。
...なんと書けないものがありました。
いくら何でも、アルファベット(大文字、小文字)が書けなくては、先へ進めません。
こちらの生徒には「今日中に書けるように練習してください。」と指示をしました。
出来ているかどうか、本日中にチェックしもらおうと思います。
そういう状況なので、もちろんアルファベットをそらでも言えませんでしたし、発音も出来ていませんでした。「Z」を「ゼット」と発音してました。
アルファベットの発音練習をしました。フォニックスは次回にしようと思います。
発音練習してみると、こちらの生徒の「英語耳」が良いことに気が付きました。
私の発音を上手くまねることができます。
こちらの生徒は「ゼロスタート」ということになりますが、「字がきれい」「耳が良い」という持って生まれた才能があるので、そこを最大限に使って勉強してもらおうと思います。
また、話をしてみた感じでは素直そうな生徒でしたので、私と頑張って勉強してくれそうな気もします。
私の腕の見せ所でもあるので、頑張ってみます。