こちらの地区では、早い学校で来週、ほとんどの学校は再来週が中間テストです。
テスト範囲表はまだ出ていませんが、予想はできますので、問題はありません。
数学について言えば、
中1「一次方程式」
中2「連立方程式」「一次関数」
中3「二次方程式」「二次関数」
といった単元が今回のテスト範囲になります。
さて、どの学年であっても、数学は、まずは計算問題が出来なければ点数が取れません。
そこで、生徒たちがしっかりと計算ができているかどうかチェックすることになります。
ところが、中1の生徒が文字式の計算をしているのをみたら
5ⅹ+3ⅹ=8ⅹ²
と平気で書いてました。
それどころか話を聞いていたら、
「”5ⅹ”と書いても”ⅹ5”と書いても良い。」
とか謎なことを言い出す始末です。
どうやら、
「5ⅹ-3」と書いても「-3+5ⅹ」と書いても良いということと混同してるようです。
再度、「文字式の表し方」の確認をしました。
さらにもう一人の中1です。
7ⅹ=21
21÷7=3
ⅹ=3
って途中式を書いてました。
こちらの生徒にも話を聞いてみると、
計算問題をやっているうちに自然とこういう書き方になったとのことです。
まぁ、ダメとは言いませんが、やはり
7ⅹ=21
ⅹ=21÷3
ⅹ=3
という感じで途中式を書いた方が良いと指導しました。
方程式がもっと複雑になってきたら、生徒のオリジナル途中式の書き方では、対応できなくなりますから、まずはこういう簡単な方程式からしっかりと書き方を身に付けていってもらいたいです。
中2の生徒は、どうでしょうか。
今、担当している中2の生徒たちは、小学生の時からの付き合いで、かなり鍛えてきたので、まぁまぁ出来てはいます。
ですが、目を離すと
+=10
を
5x+3y=10
などとやらかしちゃってます。
こちらもしっかりとチェックしてあげなければいけません。
中3の生徒は、どうでしょうか。
こちらの生徒は、9月に塾生になったばかりで、実際の授業は3回(3コマ、つまり150分)しかしていません。
テスト対策は1回(1コマ、50分)だけです。
二次方程式の計算をみていたら、それはそれですごいのですが、どういうパターンの計算も「平方完成」を使ってやっていました。
「因数分解」も「解の公式」もガン無視です。
まぁ、「解の公式」を導き出す方法として「平方完成」を利用しますし、「平方完成」を利用した応用問題もあるので、「二次方程式」の計算全てをそういうやり方でするというのはアリといえばアリかもしれません。
もちろんまずは
「因数分解できるかどうか考える。」
「出来なければ、”解の公式”を使う。」「”解の公式”を暗記する。」
と指導しました。
こちらの生徒の中間テストは、来週なので、テスト本番でそれができるかどうかは大変疑問ですが、仕方がありません。
中間テスト直前なのですが、不安いっぱいです。