『中学生の基礎英語 レベル1』
10月号「なぜ、どうやって 英語を学べばいいの?」
第7回の記事は、「語順と動詞に注目しよう!」です。
今月号の記事の内容は、テーマ通りなので、詳しくご紹介する必要はなさそうです。
日本語学校勤務時代に知ったのですが、世界の主な言語を分類すると日本語のようなSOV型「主語・目的語・動詞」の方が、英語のようなSVO型「主語・動詞・目的語」よりも多いそうです。
日本人が英語を取得するのが難しい要因の一つに、この「語順が違う」ことがあるようです。
そこで、私が生徒たちに英語を教えるときは、「語順」をしっかりと意識させるようにしています。それは学校の先生も同じだと思いますが...
そのために、私は教科書本文を徹底的に読ませています。そうすることによって、英語の語順が感覚的に身に付いていくのではないかと思っています。
今年の4月に、担当していた生徒3人が中高一貫校に入っています。
3人とも小学生時代に、学校の授業以外では、英語を特に勉強をしていませんでした。もちろん私も教えていませんでした。
当然ですが、中学に入って3人とも英語で大苦戦してます。
そのうちの一人は、4月からも引き続き臥龍庵に来てもらっているのですが、授業は1コマ(50分)だけで、主に数学の方をみてあげることが多く(教科は、自由にしています。当日決めてもらっています。)、英語の授業はあまりできておらず、当然テストではいまだに苦戦中です。
また、6月からオンラインで2コマ(100分)英語の授業を開始した生徒がいて、こちらは、順調に成績を上げています。
入学当初は平均点取れなかったのですが、平均点を上回るようになりました。
教科書本文を徹底的に読ませていますが、音読しているのを聞いていると、だんだんとレベルが上がってきていると感じられます。
引き続き頑張ってもらおうと思っています。
もう一人は、塾無しで頑張ると奮闘中です。しかし、やはり英語には苦戦中のようです。それでも、自力で頑張ると言っているようなので、(たまに会うので)声はかけています。
臥龍庵では、他にも英語に大苦戦中の生徒がいますが、今回の中間テストの範囲の教科書本文をかなり読ませてきました。
それだけで、点数が急にアップするわけではないでしょうが、効果が少しは出ると期待しています。
今週テスト前の最後の授業がありますが、私もできるだけのことをしていきます。