臥龍庵では、3月に入ると同時に春期講習を始めています。
また、先週の月曜日から、私は臥龍庵専属になりました。
スケジュール的にも物理的にも(お世話になっていた個別指導塾には自転車通勤で、今は徒歩通勤なので)少し楽になったはずなのですが、すごく疲れています。
精神的なものでしょうか?
とにかく今の生活スタイルに早く慣れなければと思います。
さて、春期講習ですが、最近の各塾のチラシを拝見すると(季節がら新聞折込が多いです。)結構「無料講習」(ただし、テキスト代は有料です。)と謳っているのをみかけます。
集団授業スタイルで数回授業をするというやり方が主流のようです。
まぁ、それがきっかけで新規入塾となればOKなのでしょう。
また、既塾生であれば、その後有料講習を追加してもらったりするのではないでしょうか?
どうしてそういうのかと言うと、臥龍庵では、季節講習は塾用教材出版会社の教材を使っているのですが、小学生には国語・算数の合本、中学生には5教科合本のテキストを使っています。
そして、とくに中学生の場合、5教科合本を全て終わらせようと思ったら、それなりの授業数が必要になるからです。
臥龍庵では、まだ夏期講習と冬期講習の実績しかありませんが、テキストを終わらせるのに偏差値60オーバーの生徒で、24コマかかりました。
1日2コマで12日間かかったという事です。
臥龍庵の季節講習は、1コマ50分1500円ですので、こちらの生徒で36000円になります。
もちろん通常授業も週二で一日2コマ(1コマ50分2000円)取っていただいてますので、(4週あれば)32000円もかかります。
授業料をいただいている立場から言うのもなんですが、教育費は本当に馬鹿になりません。
家計に対する負担は大きいです。
そういうこともあり、塾生全員にフル(24コマ)で授業を取っていただいているわけではありません。
各家庭の予算の都合もありますので、半分(12コマ)か三分の一(8コマ)というケースもあります。
ただし、そういう場合は、残念ながら、テキストを授業内で終わらせることは出来ません。
5教科のうち優先する教科を決めて進めるか、また各教科の基本問題だけに絞って進めるかというように生徒によって進め方を工夫していきます。
宿題にする場合もあります。
また、臥龍庵の利用の裏技というわけではありませんが、「集中力が続かない」ので、ということで一日1コマ授業にしている生徒の保護者の方にお迎えを30分ほど遅らせてもらって、その間自習させたケースがあります。
その間、季節講習テキストなどを進めさせるという手です。
これは意外に上手くいって、調子が良い時には2コマ授業が出来るようになった生徒もいます。
現在、ありがたいことに、こちらのブログ経由でお問い合わせいただくケースがあります。
私なりにどういう考えで指導しているのか書いてきたつもりですし、それを感じ取っていただけているのだと思い、嬉しいです。
またご紹介で体験授業を予定しているケースもあります。
4月から新規に入塾が決まっている生徒もいます。
どういう形であれ、臥龍庵に来ていただいた生徒には、春期講習でしっかりと前学年の総復習をしてもらい、まずは、4月の実力テストで良い結果を出してもらおうと思います。