春期講習で生徒たちに何をしてもらいたかったかというと
「前学年の総復習」
です。
そして、それは出来れば
「5教科全部」
です。
さらに
「新学年の予習」
も出来れば、まさに理想的な春期講習となります。
しかし、「理想と現実は違う」ということを臥龍庵においても経験することになりました。
日曜日に春期講習コマが残っている生徒が数名いますが、今回の春期講習は昨日で終わりました。
最終日に
方程式の計算問題を例題でやり方を確認しながらでないと解けない新中2のAさん
「三人称単数現在形の”s”」のルールがあやふやで
「Tom and Mike (plays/play)tennis. 」の選択で悩んでいる新中2のBさん
しかも、「play→plaies」じゃないかとも悩んでいました。
おうぎ形の弧の長さの公式を言わせたら
「直径掛ける3.14・・・360度分の・・・」と答える新中3のCさん
1.8を分数に直せない新中3のDさん
なかなか厳しい状況です。
生徒たちの出来ないことは、ほったらかしには出来ない超重要な基本ばかりです。
それが出来ないと新学年の勉強にも支障が出ます。
しかし、その復習ばかりに時間をかけると新学年の単元が全く手つかずになるという悪循環に陥ります。
今年度もかなり工夫して授業をしていかなければなりません。
来週の実力テストの結果も厳しいものになるでしょうが、そう簡単にレベルアップが出来るものでもありませんので、こちらも粘り強く教えていこうと思います。