姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

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中間テストの範囲が異常に狭い

 こちらの地区では、中間テスト(「単元テスト」となっている学校もあります。実施されない学校もあります。)が来週23日(月曜日)にあります。

 

 テスト範囲表が(中3は先週金曜日に、中1,2は昨日に)出されて、見せてもらったのですが、過去に無い狭さです。

 

 中1数学(啓林館)は、「初め~p.20」です。なんと「正負の加法減法」すらテスト範囲に入っていません。

 

 今までも授業が進まずテスト範囲が狭かったことはありましたが、それでも「正負の加法減法」までは必ず入ってました。

 

 ここまで狭かったことは初めてです。

 

 学校の先生は「100点続出する。」と言ってるそうです。

 

 中1英語(東京書籍『NEW HORIZON』)も「p.4~p.13」で、「I am~」「I like~」の肯定文だけです。

 

 リスニングもありますが、たぶん「アルファベットの聞き取り」「単語の聞き取り」くらいまでしか問題に出来ないでしょう。

 

 また、これはこの地区では中1の最初の中間テストだけに出されるのですが、「ローマ字(ヘボン式)の読み書き」が出題されます。

 

 「さんま」であれば、ヘボン式であれば「samma」と書くというような問題です。

 

 塾生にはネット上にある、「ローマ字無料テスト」のサイトを紹介して毎日させているところです。

 

 中2数学は、p.1~p.28までで第1章「式の計算」の単元がテスト範囲になってますが「等式変形」がテスト範囲外になってました。

 

 「文字式の利用」までテスト範囲にするのであれば、「等式変形」まで頑張って授業をすれば良いのにと思います。

 

 中2英語は、なんと中1の教科書のp .77~p.106「現在進行形」「be動詞、一般動詞の過去形」などがテスト範囲です。昨年4月に教科書が変わり、内容的にも難しくなったのですが、学校でも指導に苦戦したようです。

 

 中3数学は、~p.27「式の展開、因数分解」の計算までで、「式の計算の利用」は、テスト範囲に入りませんでした。

 

 これも例年よりも授業が遅れ気味のようで範囲が狭くなってます。

 

 中3英語は、p.4~p .13までで「受身形(復習)」とかろうじて「現在完了形(経験用法)」がテスト範囲になりました。

 

 授業が進まないから仕方が無いのでしょうが、どこかで帳尻を合わせなければなりませんし、その分1学期の期末テストに負担がかかってしまうのではないかと心配です。

 

 とにかくこちらとしては、テスト範囲が狭かろうが、広かろうがしっかりと対策してあげようと思います。