私は携帯電話を持っていません。ガラケーまでは(サラリーマンでしたので)持ってましたが、スマホに切り替えるタイミングで(すでに脱サラしていたこともあり)必要ないと判断し持つのをやめました。
そういう私だからでしょうか、いまだに臥龍庵塾長の名刺を作っていません。
ネームプレー卜も付けていませんので、生徒の中には私の本名を知らない子がいると思います。
体験授業や保護者の方の入塾説明時にも特に名乗りませんしね。
ちなみに生徒に私の年齢が何歳だと思うか聞くと30代と答える生徒がほとんどです。若く見えているんですね。
日本語教師時代も言われましたが、私の声がおっさん特有の低くこもった声ではなく、若々しく聞きやすいトーンらしいので、年齢が若く思われるのかもしれません。これは私の親に感謝しかありません。
今は、マスクのお陰もあると思います。
さて、改めて思い直してみると、その逆もあります。
もちろん私は、「生徒の名前」「通っている中学と学年」は知っています。
「成績」も完全に把握しています。
しかし、生徒の住所は知りません。保護者の電話番号も知りません。実は保護者の方のお名前も知りません。お仕事も知りません。
私が携帯電話を持っていないので、保護者や一部(保護者の許可をもらっている)生徒とはiPadを使いLINEでやり取りをしています。
臥龍庵への入塾手続きは、LINE登録するだけです。入塾に際して書類は一切ありません。それでもここまで特に問題はありませんでしたし、保護者の方から何か言われたこともありません。
どうしてそれでも大丈夫なのかと言うと。
そもそも臥龍庵を始めるに当たって知り合いやご近所さんに、紹介をお願いしていて、その結果紹介いただいた方に塾生になってもらったからです。(そういうわけですので、保護者の方は私のことを名前も家も知っているとは思います。)
こちらで保護者の方の身元確認する必要が無いと判断しました。
さらに今、来ている生徒の半分以上がその既塾生のご紹介になっています。
また、たぶん私のような怪しい輩(やから)がやっている塾が大丈夫なのか心配で、保険をかけてご兄弟(姉妹)は他塾に通わせていた方がいましたが、結局(私から転塾をオファーしなくても)こちらに転塾していただいたケースも3割ほどあります。
臥龍庵を始めて1年7か月になります。
いままでのところ困ったことは起きてないので(いつか授業料の未払いなどのトラブルは起きるかもしれませんが)、このままのスタイルでいこうと思います。
今後も口コミや紹介で塾生を集めていこうと思います。