高1と高2の生徒が駆け込んできました。
一人は「英検1級」(といっても商業高校の生徒なので「全国商業高校英語検定(全商英検)」ってやつです)に今度の試験(12月)で受からないと志望大学の推薦が取れないということで「絶対に合格したい」と言ってきました。
「全商英検3級」の指導はしたことがあったので、「もちの、ろんすけじゃ!(by日テレ系水曜ドラマ『ファーストペンギン』)」と引き受けました。
早速自分でも過去問を解いてみて、どういう方針でこの短期間(試験本番まで55日)で合格までもっていけるか考えました。
本人にも過去問をガンガンさせながら、何を優先して強化していくか見極めて指導していこうと思います。
基本的には「単語」をどれだけ覚えさせるかにかかっているんですけどね。
もう一人は、二学期の中間テストの数学で10点台を取ってきて「数Ⅰ、A」で撃沈してるとのことで来られました。
私は、日本語教師時代に外国人の大学入試対策で「数学」の授業も担当してたくらいですし(もちろん昨年も臥龍庵で高1に数学も教えていましたし)、まして日本人にであれば大丈夫とこちらの生徒にも「もちの、ろんすけじゃ!」と引き受けました。
日本語教師の話をしたついでに書きますが、日本語学校の先生は「超」がつくほどの文系の方しかおらず、「数学」の授業は高い時給をお支払して元高校の数学教師の方を雇っていました。
私は、日本語教師枠の時給で数学の授業も引き受けてましたが、もっと交渉しておけば良かったと今は思っています。
またお世話になっていた個別指導塾で、数年前に中国人のお子さまを担当したことがありました。
お母様と中国語で話をしたときに「私の中国語は訛りがあって、先生の中国語はCCTV(日本のNHKにあたります)のアナウンサーみたいな発音で、私は少し恥ずかしいです。」と言われたことがありました。
一番最初の台湾旅行はツアーで行ったのですが、ガイドさんが「日本に住んで何年になるんですか?」と日本人旅行者の中に在日中国人がいると勘違いされたこともあります。
私は外国語の発音を真似するのが得意な体質のようです。これは親に感謝しかありません。
さぁ、「なんとかしてほしい」と頼まれたからになんとかしたいと思います。