姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

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『NHKゴガク』 アプリを使った中国語学習(1)

 本日は、英語学習ではなく中国語学習についてです。

 

 「NHK ゴガク」で『まいにち中国語』も聞いています。

 

 大学時代に第二外国語で中国語を少し勉強していたので、もともと興味は持っていました。

 

 しかし社会人になって、英語もですが使うことはなく、すっかり忘れていました。

 

 ところがひょんなことから、中国人留学生と知り合うことになり、また勉強を始めることになりました。

 

 そこでNHKゴガクの『まいにち中国語』を聞くことにしました。

 

 中国語が英語より話せるのは、その中国人留学生と会話の実践経験が出来たことが大きいです。

 

 ご飯を食べに行ったり、観光地を案内したり、いろいろしていると語学講座で勉強したフレーズを実際に使うチャンスがあります。

 

 それで中国語での会話力が鍛えられたと思います。

 

 また、これは持って生まれた能力で母親に感謝しているのですが、私は外国語の発音を聞くだけで上手く発音できます。

 

 英語の発音にも自信があります。

 

 中国語の発音は、地方出身の中国人よりきれいだそうです。

 

 以前、塾に中国人親子が来て、中学生の娘さんを教えることになった時に、お母さまから「私の中国語は田舎なまりがあるけど、先生の中国語はCCTV(中国中央電視台←日本でいうNHKです。)のアナウンサーのようです。」と褒められました。

 

 また、台湾に旅行に行ったときに、台湾人のガイドさんに「日本に住んで何年になるのですか?」と聞かれました。

 

 中国本土から日本へ移住した中国人が、日本人観光客のツアーに参加して台湾旅行をしていると思われたようです。

 

 もちろん、能力だけではなく、練習もたくさんしました。

 

 今でも、英語のアルファベットは生徒と一緒にフォニックス練習をしています。

 

 『まいにち中国語』もまだ2週目ですが、ずっと発音練習です。中国語の勉強を始めた時も何回も繰り返し聞いて練習しました。今回もまた練習しています。

 

 中国語は、英語よりもさらに発音が悪いと通じない言語です。

 

 私は将棋が趣味で加古川市(プロ棋士を多く輩出しているので、「棋士のまち」と名乗っています。)で開かれる将棋大会にも参加したことがあります。

 

 もちろん、大阪の将棋会館にも行ったことがあります。藤井先生には会ったことはありませんが...

 

 中国の将棋「象棋シャンチー)」にも興味を持ち、神戸の中華街の店に買いに行きました。日本語で「シャンチー、ありますか。」と店員に聞いたら、「は?」見たいな顔をされました。発音を書いて上手く説明できないかもしれませんが「シァン↓チィー↑」というのが中国語発音です。音が上がったり下がったりするのです。

 

 例えば「マー」と発音する場合、音を上げたり下げたりすることで「母」と「馬」という別の言葉を表します。

 

 英語もそうですが、実際の会話の中では、多少発音がマズくても通じるとは思いますが、この中国人店員のように「お前、発音悪いな!」みたいな態度を取られますので、気分が悪くなります。

 

 私は、発音は大事だと思っています。

 

 『世界の果てまでイッテQ!』に出演している出川哲郎さんの出川イングリッシュでは、(番組の企画自体はチョー面白いですが)やはりダメだと思います。

 

 NHKゴガクの英語講座でも、2週間はしなくても良いとは思いますが、まずは母音や子音の発音の仕方を徹底的に練習するカリキュラムにしたら良いのにと思います。

『NHKゴガク』 アプリを使った英語学習(12)

 毎日『NHKゴガク』講座を聞きまくっています。

 

 今年度から韓国語も始めようと思って聞いてみましたが、さすがに無理でした。当初の予定通り英語と中国語を勉強していきます。

 

 さて、『中学生の基礎英語レベル1』を新中1生と新中2生に聞いてもらっていますが、新中1生にはちょっと難しいんじゃないかと思えてきました。

 

 『基礎英語レベル1』の4月度の文法項目は「be動詞、一般動詞、助動詞(can)」です。これは特に問題はないと思います。

 

 今年度から英語については新学習指導要領に元づいて授業が進められます。教科書もそのように作られています。当然NHKゴガク講座の本文ストーリーもそのように作られているのです。

 

 しかし、実際に『基礎英語レベル1』を聞いていくと

 Lesson1の文法は「I'm~.」なのですが、「I am~.」が本文に出てこないのに、短縮形でいきなり出てきます。

 

 それよりも何よりも「I'm」の前に「Are you~?」が先に出てきます。Lesson11で詳しく説明されるようですが、それまでどうすれば良いのでしょうか?

 

 Lesson2では「What's~?」が出ています。これもLesson14で詳しく勉強する文法です。

 

 Lesson3では「I like~.」つまり一般動詞の文が出ています。しかし、「Don't~.」と否定の命令文まで出てきます。

 

 Lesson4では「I don't~.」つまり一般動詞の否定文。

 

 Lesson5は週のまとめですが、ここでやっと「am,is,are」の使い方を勉強します。

 

 Lesson6は「can」です。実際の放送日は4月5日(月)ですから、中学校ではまだ授業が始まってもいません。

 

 アルファベットはすでに小学生で習ってきているという前提でNHKのゴガク講座は進められるようですが、私の生徒には無理です。

 

 私との授業中にNHKゴガク講座の聞き方を指導していくことにします。

 

 新中2生には、復習にもなるのでこのまま『基礎英語レベル1』を聞かせていきます。

 

 この『基礎英語』シリーズは、発音をもう少し丁寧に教えてもらいたいと思います。

 

 ただ単に「本文をリピートしてください。」と言われても上手く発音できないので、リピート練習が上手くできないと思います。

 

 『基礎英語レベル1』で、「photo(写真)」「photographer(写真家)」という単語がLesson6で出てきます。発音記号を調べてもらえれば分かりますが、違っています。つまり発音が違うのです。放送を聞くだけで、この二つの単語の発音が違うと気が付く中学生がどこにいるだろうかと思います。

 

 『基礎英語レベル2』の文法もなかなか難しそうです。

 

 『基礎英語レベル2』の4月度の文法事項は「助動詞(can,could)、SVОО、動名詞、頻度を表す副詞」です。

 

 しかし、

 Lesson3で「現在進行形を使った未来表現」

 Lesson6で「I can~.」「We can~.」(「~してあげましょう。~しましょう」の申し出表現)

が出てきます。

 

 こちらも、生徒が家で一人で勉強していって、消化できるものなのだろうかと疑問に思ってきました。

 

 『中高生の基礎英語in English』は、放送で流れている会話全てがテキストに載っています。

 

 これは面白いやり方だと思いました。また、その英文のなかの単語や文法説明もほとんど英語で書かれています。

 

 高校生には、単語を英英辞典で調べることを薦めていますが、その練習にもなりそうです。

 

 それから、昨日気が付いたのですが、一つのトピックを2週間続けて放送しています。つまり、同じ放送内容を2周聞くことになるということです。

 

 内容のレベルから言って、そのくらい聞いた方が良いと思いました。

 

 昨日、新高1生に確認したところ聞いているようなので、安心しました。

小さく産んで大きく育てよ!!

 臥龍庵は、とても小さく産まれました。

 

 まだ生徒数は確定していないのですが、たぶん10人まではいかない感じです。

 

 事業は「小さく産んで大きく育てよ」と言われますが、今のところあまり大きくなることはなさそうな感じです。

 

 そして、それは別の塾に籍を置きながら運営しているからでもあります。

 

 お世話になっている塾には、保護者の方から「高校受験までお願いします。」と頼まれている生徒がいますので、あと2年は行かなければなりません。

 

 その責任はしっかりと果したいと思っています。

 

 臥龍庵に専念するのは、その後です。

 

 さて、今年度は担当する中学受験生がいなくなりました。

 

 塾講師を始めてすぐに中学受験にも関わらせていただき、自分なりにノウハウも身に付けてきたので、こちらはもう少し生徒を募集していこうと思います。

前学年の復習をもっとしてほしい

 春休みも終わり、新学期が始まりました。

 

 生徒たちには春休中は、前学年の復習をしてもらいました。

 少し余裕がある生徒には、新学年の予習も出来ました。

 

 しかし、今年度担当している生徒たちは、前学年の単元で忘れちゃっていることが多いように感じます。

 

 英語にしても数学にしても前学年の知識が不足すれば、新しく習う単元の理解も進まなくなります。

 

 英語に関しては、単語・熟語の暗記は常に言い続けなければなりません。文法ルールも少し怪しくなっている生徒が多いです。

 

 「be動詞の文」「一般動詞の文」の肯定文、否定文、疑問文とその応答文は、自由自在に作れなければなりません。

 

 例えば、

 「I am a student.」

 「I am not a student.」

 「Are you a student?」「Yes,I am.」「No,I'm not.」

 

 「I play tennis.」

 「I do not play tennis.」

 「Do you play tennis?」「Yes,I do.」「No,I don't.」

 といった文は、反射的に言えるくらいになっていなければテストでミスします。

 

 実際のテストで、

 「Mike and I(am,is,are)students.」

 「(Do,Does)he and Alice play tennis?」

といった問題が出ると、偏差値が50以上の生徒でもうっかり「am」や「Does」を選んでしまうのです。

 

 算数や数学に関しては、とにかく計算を見直してほしいです。

 

 小学生であれば、今までの経験では、九九にはほとんど問題がありません。

 

 見直してほしいポイントは、

 ①計算の順番(四則混じりの計算で、単純に左から順番に計算していく児童がとても多いです。)

 ②足し算や引き算のひっ算での、繰り上がりや繰り下がり

 ③小数の計算(小数点の位置を合わせなければならない足し算、引き算のひっ算と合わせなくてよい掛け算のひっ算の混同が多いです。)

 ④分数計算(通分することを忘れていたり、割り算で逆数の掛け算にするのを忘れていたりします。)

などです。

 

 特に新中1生は、いまからでもまだ間に合うので、ちゃんと計算できるか確認してもらいたいです。

 

 新中2生は、「方程式の利用」「比例/反比例」の単元を苦手にしている生徒が多いように感じます。

 

 方程式の計算はできても、そもそも式を立てられなければ答えが出ません。

 私としては、問題のパターンごとに式の立て方を分かりやすく説明しているつもりなんですが、生徒が式を立てられない以上、「説明したことにはならない」と思っていて、さらに工夫して教えていくつもりです。

 

 これが出来ないと、新中2年生が「連立方程式の利用」で式を立てられないという悪循環に陥るので、早めの手当てが必要です。

 

 また「比例/反比例」も理解不足の生徒が多いです。そうなると「一次関数」が理解できず、中3の「二次関数」はさらにサッパリな状態になります。

 

 この単元は、兵庫県の高校入試に出る重要単元ですので、しっかりと復習させていかなければなりません。

 

 こちらの地区の中学校では、実力テストがすでに実施されています。来週はその見直しをかけて、さらに前学年の弱点補強をしていきます。

 

 とはいえ、塾に来てもらって勉強する時間は限られています。新学年の予習をメインにしていかなければなりません。

 

 いつも以上に、家で勉強してもらわなければなりません。

 

 生徒たちには、復習の大切さを伝えていきます。

アルファベットはフォニックスで練習しましょう!!

 日本人の英語の発音が上手くならない原因の一つに、「ローマ字」の存在があると思います。

 

 日本語に「ローマ字」があるために、日本人が英語を読もうとすると、ローマ字で読んでしまうのです。

 

 いわゆるカタカナ英語です。

 

 『教科書ガイド』でさえ、英単語にカタカナでルビを振っています。

 

 私が英語を教えている生徒のほとんど(というかほぼ全員)も、ノートや教科書の英単語の上や下にカタカナで発音のルビを振っています。

 

 まぁ、これは日本人が外国語を学習する際の強力なツールであるという一面がありますので、そのことを一概に否定は出来ません。

 

 私も、それを絶対やってはいけないとまでは言いません。

 

 発音指導に関しては、少し問題があるということです。

 

 英語を教える先生が、カタカナで書いた発音と実際の発音が違うということをしっかり認識して、教えてあげられるのであれば良いと思います。

 

 そして、カタカナでルビを振るにしても、実際の発音に近いものにすれば良いと思います。

 

 例えば「apple(りんご)」であれば、外来語表記(カタカナ表記)で「アップル」となり、そう発音する生徒も多いです。

 

 『教科書ガイド』では「あぷる」とひらがなでルビが振られています。「アポー」とルビを振っているものもあります。

 

 私は、カタカナでルビを振る生徒がいたら「エポー」とルビを振ってもらっています。もちろん実際に発音させています。

 

 そして、ここで重要になるのが「アルファベット フォニックス練習」です。

 

 生徒に確認すると小学校でもその練習を実施している先生がいらっしゃるようです。

 

 それは是非徹底してやっていただきたいです。

 

 今年も新中1生を何人か担当し、英語を教えていますが、フォニックスを「習った!」と言った生徒でもまだ上手くできません。

 

 そこで、私の英語の授業では、ウォーミングアップとして「アルファベット フォニックス練習」をさせています。

 

 私は、英語の発音には自信がありますので、私のフォニックス発音で教えることが出来ますが、「YouTube」にもたくさん動画がアップされていて、ものすごく良いものもありますので、それを生徒に見せながら練習させています。

 

 一番利用しているのは、

www.youtube.comです。これの新バージョンもありますが、単語が少し難しくなっているので、この旧バージョンを利用しています。

 

 最近見つけたものでは、 

www.youtube.comが良いです。

 

 アルファベット順ではなくて、例えば「s」と「z」の発音の違いに注目させて練習させているところが面白いですし、良いと思います。

 

 アルファベッド順である程度練習が出来たら、この方法で練習させたら良いと思います。

 

 保護者の世代(もちろん私もですが)では、アルファベットは「エー、ビー、シー・・・」あるいは「エイ、ビー、スィー・・・」とでしか習っていないと思います。「フォニックス」なんて聞いたこともなかったと思います。

 

 ご自宅でも是非「フォニックス」で練習させてほしいです。

 

 この練習を積むと発音が上手くできるようになります。そして、それとともに聞き取り(リスニング)も上手くできるようになります。

 

 私の英語の授業では、アルファベットをフォニックスで練習をさせていきます。

『NHKゴガク』 アプリを使った英語学習(11)

 「なぜ日本人は英語を話せないのか?」

 

 ネット上でもいろいろ言われています。

 

 私の意見はシンプルで、「実践不足」だということです。

 

 いくら英単語や文法を覚えても、実際に英語を使う機会が無ければ、話せるようになるはずがないと思います。

 

 だから、わたしは塾内で英語講師に積極的に話しかけて、実践経験を積もうとしているのです。

 

 落ち着いてゆっくり考えれば、英語でどう言えば良いかは思いつきます。しかし、実際に会話している場面でとっさに言わなければならないということになるとなかなか言葉が出てきません。

 

 家に帰ってから、「ああ、あの時はこう言えば良かったのに...」と思うことが多いです。次回、その反省をもとにまた会話にチャレンジするのです。

 

 外国人講師とは週に一回しか会えませんし、それほど長く会話が出来るわけでもないですが、そのチャンスを生かしていきたいです。

 

 さて、英会話のトレーニングに最適なNHKゴガク講座は

garyu999.hatenablog.comが一番良いと思います。

 

 今までは、一日1レッスンずつ聞いていましたが、今月よりさらに練習のレベルを上げて、毎日5レッスン(一週間分)ずつ聞き、そして一週間それを続けていくことにしました。

 

 1レッスンが10分なので、全部いっぺんに聞いても50分です。

 

 実際にやってみると、聞き直したりするので1時間くらいになります。

 

 これはかなり効果があるような気がします。頑張って1年間続けていきます。

英会話講師も新人になった

 お世話になっている塾では、外国人講師による英会話のレッスンも受けられます。

 

 昨日からその外国人講師が代わっていました。

 

 先月まで勤めていた先生は、なんと某中高一貫校の英語講師になったそうです。大出世です。

 

 その先生は、日本語が話せませんでした。そこが、また良かったのだと思います。

 

 というのは、私が日本語教師だった時に、日本語以外は(たとえ話せたとしても)使ってはいけないと言われていました。

 

 それが日本語をマスターしようとしている外国人に対して効果のある授業ができる方法だという考え方なのです。

 

 それと同じ理由で、日本人が英会話を勉強しようと思ったら、日本語が出来ない講師の方が良いということです。

 

 実際には、外国人英会話講師はかなりの人が日本語ペラペラだと思います。しかし、生徒がそれを知っていると勉強中に甘えてしまうのではないかと思います。

 

 そういう意味で、日本語が出来ないその外国人講師は、この4月新年度からの「英語の授業は英語で行う」という(日本の)方針にピッタリ合って、採用されたのだと思います。

 

 この先生とは、毎週一回しか会えませんでしたが、こちらから積極的に声をかけて会話をしていました。それで、その先生は私とお別れの挨拶が出来ないままになったことを残念だと言われていたと聞きました。

 

 私も残念に思いますが、姫路にはいらっしゃるようなので、またどこかで会うこともあるでしょう。

 

 さて、昨日もそうだったのですが、新人の外国人講師に声をかける日本人講師が私以外はいません。

 

 もったいないです。せっかく生徒に英語を教えているのだから、英会話の実践が出来るチャンスを生かしたら良いのにと思います。

 

 まぁ、教室長も(新人になるのですが)英語が出来ないからとしり込みして声をかけられずにいるくらいですから、仕方ないのかもしれません。

 

 でも、その先生がお帰りになるときに「See you!」と声をかけるだけでは、英会話実践のビッグチャンスを逃していると思います。

 

 「今日の授業は終わりですか?」

 「お帰りですか?」

 「お気をつけて!」

など、とっさには出なくても、少し調べておけば英語でどう声をかければ良いのかは分かると思います。それを少しづつでも実際に使ってみて経験値を上げていけば良いと思います。

 

 今度の新人外国人講師は日本語が少しできる(日本語能力試験3級)ようですが、今後も私の英会話実践相手になってもらおうと思っています。