8月に入って、ここまで一度も塾に来られていない生徒さんがいます。
しかも二人。
お一人は、コロナ感染で仕方なかったのですが、コロナ明けの先週なぜか16:30ごろに来られて(私はその数分後に来ましたので)塾が開いてなくて、休みだと思い帰ってしまったとのことでした。(私的にはナゾの行動ですが...)
コロナ明けで、勉強する気満々で来られたと思うので、その点では生徒さんには申し訳なかったです。
しかし、まぁ、いくらフリー登塾制(授業開始時刻は、来塾してから準備が整い次第)にしているとはいえ、一応17:00~開塾としているので、せめて「早くいきます」とLINEでご連絡いただきたかったです。(その旨、保護者の方に確認しましたので、今後はそういうことは起きないでしょう。)
もうお一人は、連絡も無いのでナゾです。
さて、夏休みも最終週となりました。
今年は、昨年に比べて生徒数が増えましたので、夏期講習コマも増えました。
そこで、サポートを二人入れてました。こちらの対応は十分出来たと思います。
問題は、生徒たちの実力アップが出来たかどうかです。
中3生の一部は、兵庫模試にチャレンジしてもらいましたが、残念ながら思わしい結果が出ませんでした。
昨日3コマほど使って兵庫模試「数学」のテスト直しをしました。基本的な問題は出来るが、応用問題になると出来ないという感じです。
例えば「一次関数の利用」の問題です。
今回は「速さ・時間・距離」に関するグラフの読み取り問題でした。
グラフ内にある直線の式を求める問題は、単独で例えば夏期講習用テキストにある問題はスラスラ出来るのに、なぜか応用問題中にあると出来ないのです。
説明すると「ああ、そうだった」という顔をします。まぁ、まだまだ応用問題の演習量が不足しているということなのだと思います。
とにかく、夏休み明け実力テスト(29、30日)で少しでも結果を出してもらうしかありません。
生徒たちには、それぞれ昨年以上の夏期講習コマ数をお取りいただきましたので、少し期待はしているのですけどね...
夏期講習用ワークも、全体的にはかなりこなせていると思います。
自習については、かなりこなせた生徒と全くしなかった生徒に分かれました。今後も自習については、こちらからも積極的に声をかけていこうと思います。
そて、先週からボチボチ仕上げにかかろうと思い、通常授業ワークの「テスト対策問題」などにチャレンジさせています。
中2のA君には、「連立方程式」の単元の問題をしてもらいました。
計算問題6問解いたところで50分経ってしまいました。時間切れです。
この生徒は下の記事に紹介している中2Bさんです。
少し出来るようになってきたと喜んでいたのですが、計算スピードにまだ難があるようです。
テストには時間制限というものがありますから、それも克服してもらわなければなりません。
本人に時間も意識してねと話をしましたが、短期間で克服が出来るとも思えなくて、不安です。
中1Bさん、社会を超絶苦手にしています。一学期の期末テストでは、20点(偏差値38)でした。ビ○ギャルも真っ青です。
今回、教科書と地図を持ってきてもらい、夏期講習用テキストを一緒にやっていきました。
この生徒さんは、日本を中心にして考えて、どこにどんな国があるのかが全く分かっていません。
「カナダの西部には( )という先住民が住んでおり...」という問題があったのですが、そもそも「カナダ」がどこにあるのか分かってませんでした。
こちらも目が点になります。
「地理」の話には、興味が持てないそうです。この先ずっと苦戦すると思いますが、私の方で少しでも地理に興味を持ってもらえるような話題を授業中(英語と数学ですが)にしていこうと思っています。
生徒たちに話を聞くと、ニュース番組を観ていない生徒がほとんどのようです。
日本や世界で今何が起きているのかを(出来れば色のついていないNHKの)ニュース番組くらいは見てほしいと思います。
さらに大河ドラマも歴史の勉強になるので、合わせて見てもらいたいと思っています。
何かの折りには、生徒たちにそういう話をするのですが、実行してくれる生徒は少ないのが現状です。残念です。
私としては、そういった話も根気よく言い続けるしかないと思っています。
私も、夏休み残り一週間ラストスパート頑張ります。