姫路 「寺子屋 臥龍庵」塾長ブログ

臥龍庵の門をくぐる者はいっさいの甘えを捨てよ! Twitter:臥龍(がりゅう)@koumei_garyu999

本物のビリギャルが入塾した

 以前より「(臥龍庵版)ビリギャル」と紹介してきた生徒さんがいます。

garyu999.hatenablog.com

 こちらの生徒は社会を超絶苦手にしており、その点が「(元祖)ビリギャル」のエピソード(例えば、「聖徳太子」を「たいこ」と読み、男なのにそんな名前を付けられて可哀そうだと言った、などなど)に重なって、私が勝手に名付けていました。

 

 しかし、夏休み中に自習に来てもらったりして、社会も頑張ってくれて兵庫模試(第3回)で社会で平均点まであと1.4点までというところまで上げることが出来ました。

 

 これは、「ついにきたか!」と思ったのですが、学校の夏休み明け実力テストでは、偏差値41と元に戻ってしまい、ぬか喜びに終わってしまいました。

 

 さて、「ビリギャル」は、ドラマにもなり、かなり有名になりましたが、その後この生徒が「中高一貫校の生徒」だったことが分かり、ネット上で「もともと自頭は良かったんじゃないか」と批判されました。

 

 私も、その当時は、この生徒さんを指導した学習塾の先生の話を聞いて学ばなければと思ったものですが、今となっては学ぶものは無いと思ってます。

 

 実はこの夏、臥龍庵に中高一貫校の生徒さんの保護者の方からご紹介を受けまして、同じ中高一貫校の中1の生徒さんが入塾されました。

 

 一学期の中間テストで学年最下位(つまり「ビリ」)の生徒でした。

 

 「中高一貫校」「成績がビリ」ということは「(本物の)ビリギャル」ということですね。

 

 こちらの生徒は、小学生の時に、中学受験のために、灘中合格実績NO.1の学習塾に通われていたそうです。

 

 どう考えても自頭は良いとしか思えません。

 

 中学受験後に燃え尽きてしまったのでしょうか。

 

 一か月ほど、一緒に勉強してきましたが、公立中学に通っている生徒と比べると能力はやはり上だとしか思えませんでした。

 

 しかし、残念ながら夏休み明け実力テストでは結果を出すことが出来ませんでした。

 

 今は、二学期の中間テストで結果を出すべく、生徒にも頑張ってもらっているところです。

 

 もしこちらの生徒の成績が上がり、将来的に早慶クラスの大学に進学することになったら、そのエピソードを書籍化出来るのでしょうか?

 

 私も頑張ってみたいと思います。