先週の実力テスト(中3のみ)の前に過去問をさせていました。
上の記事の中で、国語の過去問が36点だった生徒の成績表が出ました。
国語は、30点でした。
過去問効果が無いように見えますが、
こちらの生徒は、
garyu999.hatenablog.comという成績なのです。
実は、夏休み明け実力テストでは、5教科合計112点でした。
しかも国語は、13点でした。
国語に関しては、二学期の中間テスト前から少し指導していたので、過去問で36点取った時点で、すでに効果が出ていたのだと思います。
本番でも過去問と比べてそれほど点数を落とさなかったので、良かったです。
さて、それを大きく上回ったのが数学でした。
夏休み明け実力テストで33点。今回の過去問は30点でした。
数学に関しては、過去問の解き直しをかなりしてもらいました。解き直しをした結果点数は65点にアップしました。解き直した問題に関しては、理解も出来たようでした。
そして結果はなんと、58点。しかも1点ではありますが、平均点を上回るという快挙をなし遂げてくれました。
得点状況をみると大問1の小問集合問題が満点(24点)だったことが大きかったです。
この生徒の一番最初の授業から「兵庫県の高校入試の数学は、大問1が大事!」と言い続けていたので、それを実現してきてくれて嬉しかったです。
点数について本人に聞いたところ、実力テストで平均点以上だったことは、記憶にないとのことなので、初めてのようです。
5教科合計は、176点と夏休み明け実力テストに比べて大幅アップです。
しかもこの点数は、二学期中間テストの5教科合計点をも上回っています。
学校の先生に第一志望校合格に必要な点数は、実力テストで150点+60点=210点と言われたのですから、あと34点です。
数学以外の4教科で、1教科当たり8点アップほどで達成できる点数ですから、不可能な数字ではないと思います。
こちらの生徒には、塾生になった当初は、週1コマ(50分)しか授業をお取りいただけませんでした。それが週2コマに増え、しかも授業後は1時間ほど自習をするようになりました。
その効果が1か月半という短期間でも出たようです。
ただし、家では、全く勉強が出来ていないということなので、生徒にはもう少し指導していかなければならないようです。
さて来週は、期末テストです。
数学に関しては、いつものように「単元テスト」を実施中です。
こちらの生徒の「二次関数」の単元テストの結果は、50点でした。
しかし、解き直しをさせて70点まで上げました。
本番でも取ってくる可能性のある点数であると思っています。
もうひと頑張りさせます。